Panasonic LUMIX S5 × SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN
まずはこのnoteの結論から書きます。
お金が無限にあったとしても僕のメイン機はPanasonic LUMIX S5とSIGMA 24-70mm F2.8 DG DNのままだと思う。
以上。
後はダラダラと駄文を書いてるだけなので、そのまま以下のリンクから作例を見て頂けると嬉しいです。
興味ある方はそのまま順番に読んで頂けると嬉しいです。
はじめに
「宝くじ1等に当選したらどうしますか?」世間話でよくある質問だと思います。
カメラ好きのみなさんは現在使用しているメーカーのフラッグシップを購入されたり、新発売されたレンズを買い漁ったり、「いつかはLeica!」の夢を叶えたりすることでしょう。
おそらく僕も似たような回答だと思います。
僕がカメラやレンズが欲しい思う理由の大部分が『作品を撮るのに必要!』ではなく、『新しいもの使ってみたい!』というフォトグラファーというよりはガジェットオタクに近いものです。
写真は二の次でとくかく新しい機材を使いたいです。
しかし、曲がりなりにも写真や動画は撮っており、その観点から見るとPanasonic LUMIX S5とSIGMA 24-70mm F2.8 DG DNは僕のニーズとかなりマッチしております。
いくらお金を積んだところで、これ以上の満足を得られる機材を揃えられないのではないか思っております。
この機材をどこが気に入ってるのか?そのポイントを紹介できればと思います。
しかし全ての機材を使ってきた訳ではないので、写りの比較や使ってみてのフィーリングの話は除きます。
目に見えるスペックだけに絞って紹介したいと思います。
Panasonic LUMIX S5を使う理由
理由1:Lマウント
Lマウントを使うことになったきっかけはSIGMA fpでした。
このカメラはカラーモードが素晴らしくjpg撮って出しで僕には十分でした。
いや、jpg撮って出しを超えられないと言っても過言ではありません。
過去に書いた下記のnoteはSIGMAgpで撮っており、どれもjpg撮って出しです。
しかし万能なカメラというものは存在しないもので、SIGMA fpにも弱点はあります。
詳しくは省きますが、メカシャッターが無い、ファインダーが無い※ 、ボディ内手ブレ補正が無い、などです。(※ 当時はfp Lは未発表)
使い勝手の面を考えるとメイン機としては厳しく、これらをクリアしたカメラを欲しいと思うようになりました。
そこで選択肢として出てきたのが同じLマウントのPanasonicのカメラでした。
ありがとうLマウントアライアンス。
理由2:バリアングルと重量と価格
同じLマウントのPanasonicカメラでLUMIX S5を選んだ理由は「バリアングル」と「重量」と「価格」です。
動画を撮る上で色んなアングルに対応しやすいバリアングルはどうしても欲しい。
ジンバルに載せて撮影するので、なるべく軽いほうがいい。
それら条件を満たしてるLUMIX S5の販売価格が一番安いという奇跡。ありがとう。Panasonic。
■バリアングル
S1:×
S1R:×
S1H:○
S5:○
■本体重量
S1:1017g
S1R:1016g
S1H:1164g
S5:714g
■価格
S1:¥250,900
S1R:¥314,800
S1H:¥458,000
S5:¥209,924
※ 2021/7/4 価格コム最安値
ここだけの話ですが、S1とS5の価格が逆だった場合、我慢してS1を選んでたような気がします。バリアングルと重量は我慢します。
結局お金ですよ。
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNを使う理由
理由1:ズームレンズ
動画の撮影にも使用するため、ズームレンズである必要がありました。
動画は1枚の絵で完結したいため、カットごとに画角を変えて緩急をつけたいためです。
理由2:焦点距離と重量と価格
まず焦点域としてはLマウントだと24-70mm F2.8と24-105mm F4と28-70mm F2.8と20-60mm F3.5-5.6のレンズがあります。
動画撮影中にズームすることで開放値が変わってしまうと使いづらいと思い、20-60mm F3.5-5.6は除外。
広角端も24mmから欲しいので、28-70mm F2.8も除外。
ジンバル運用を考えると、都度バランスを撮ることが面倒なため、高倍率を必要ないと判断し24-105mm F4も除外。
その結果選択肢として上がったのは、LUMIX S PRO 24-70 mm F2.8とSIGMA 24-70mm F2.8 DG DNでした。
■LUMIX S PRO 24-70 mm F2.8
重量:935 g
価格:¥272,250
■SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN
重量:835 g
価格:¥117,800
※ 2021/7/4 価格コム最安値
選んだ理由としては価格なのが正直なところですが、SIGMAのほうが重量が100g軽いというのも事実。
仮にお金が無限にあったら両方買って普段遣いはSIGMAのレンズになっていたと思います。
ジンバル運用のことを考えて選定しましたが、LUMIX S5の手ブレ補正が想像以上に優秀のため、最近は手持ち撮影する機会が多いです。
改めてLUMIX S 24-105mm F4が気になってます。
作例
以下、LUMIX S5と24-70mm F2.8 DG DNを使用した作例となります。
動画の作例
写真の作例
まとめ
もっとお金をだせば、これよりもハイグレードな機材というのは沢山ありますが、重量や僕に必要な機能などを考えると今の機材がベストという結論になりました。
お金が無限にあれば購入選定時に除外した機材も購入するだろうとは思いますが、結局LUMIX S5と24-70mm F2.8 DG DNの使用頻度が一番多くなると思ってます。
購入選定時は写真はSIGMA fpで撮ればいいと思ってたので、あまり考慮してませんでしたが、LUMIX S5のRAWが扱いやすくて写真でも十分活躍できるのが嬉しい誤算でした。
しばらくはメイン機はLUMIX S5、サブ機にSIGMA fpで運用しようと思います。
Twitter:Ryuji Siba(@siba_udon)