LOCAL Curationの先駆例「餅ばあちゃん」
今日は、ぼくがこれからやろうとしている、地域の魅力や素材をアートを通して発信する”LOCAL Curation”の先駆例を紹介します。
NHKの番組のプロフェッショナルをご存知ですか?その道のプロを取り上げるドキュメント番組です。有名なスポーツ選手やミュージシャン、作家が登場しますよね。
去年、その番組に青森の餅づくりをするおばあちゃん、桑田ミサオさんが取り上げられたんです。一人せっせとササ餅を作り、地元のスーパーや直売所で販売する桑田ミサオさん。有名人でもなんでもない、餅づくりが得意なただのおばあちゃんです。餅ばあちゃんを取り上げたその回のプロフェッショナルはいつもとちがう雰囲気を感じました。個人的に。
簡単な番組紹介は、こちら。
番組Twitterでは短い紹介動画が観れます。
餅ばあちゃんの放送回は反響が多くあったようです。文化庁芸術祭にも出品されたとも聞きました。ミサオさんや餅づくりを追うことで、地域の暮らしや知恵を知り、番組のディレクションによってとても魅力的にそれが伝わってきました。地域のアート発信であり、まさしく”LOCAL Curation”です。宮崎・新富でも同じことができるはず。ぼくはそこに挑戦していきます。
昨日UPした松浦さんの記事でも言いましたし、最近感じるのは、「LOCAL Curationは、一人ではできないこと」。それと「チームと発信が大事」。プロフェッショナルでも、ミサオさんとディレクターさんだけで番組を作ったわけでなく、そこにはチームで携わっていて、こんな番組にしたいとチーム内でも伝え合い、企画の段階からいろんなところに餅ばあちゃんの魅力を発信してたはず。
1年経って振り返ると新しい発見があります。DVDが発売されているようです。買います。
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