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映画「青いライオン」を観て感動

岡山メルパで映画「青いライオン」を観てきました。本当に感動しました。

 画家の石村嘉成さんの生き生きとした人生が詰まっていて、胸がいっぱいになるような映画でした。

 映画は、嘉成さんが2歳で自閉症と診断されるところから始まり、その後多くの人に支えられて成長し、画家として歩む姿を追っています。
 
 石村嘉成さんは、小さい頃から絵を通して自己表現を見つけ、自由に思いを描くことで自分の居場所を作り出してきました。嘉成さんの絵は鮮やかな色合いで彼の中にある優しさと純粋さが伝わってきました。

 小学校に通いながらも自閉症のために周りと馴染むことが難しかった嘉成さんを、友達や先生が温かく受け入れ、少しずつ成長していく姿が心に響きました。

 また、嘉成さんのお母さんは、嘉成さんが小学生の頃にがんで亡くなってしまったのですが、お母さんがどれほど嘉成さんの未来を案じ、懸命に育てていたかが伝わってきました。

 亡くなるまでずっと嘉成さんを大切に見守り続けたお母さんの気持ちが伝わってきました。
その愛情が今も嘉成さんの中に生きているのだと感じました。
 お父さんもまた嘉成さんを支えながら愛情深く成長を見守ってきた姿に感動しました。

 実は以前、天満屋で開かれた嘉成さんの個展にも行ったことがあります。
そのときも感動して、展示されていた絵の小冊子を購入し、サイン会に参加させていただきました。
嘉成さんからサインをもらい、横でにこやかに見守っている方がいたのでマネージャーさんかと思っていましたが、今振り返ると、お父さんだったんだと気づきました。
嘉成さんとお父さんの温かい絆を感じられ、心が温まりました。

 映画を観終わって、どうしてもこの感動を手元に残しておきたくなり、パンフレットも購入しました。

 嘉成さんの絵や言葉が掲載されており、見るだけで元気をもらえる内容です。嘉成さんの絵は、動物たちが色鮮やかで生き生きと描かれています。
その絵をみると自分自身も元気をもらえ、励まされる気持ちになりました。

この映画を通して、嘉成さんが多くの困難を乗り越えながらも、自分らしく生きてきた姿に勇気をもらいました。
 嘉成さんの人柄や生き方に触れ、改めて「自分ももっと頑張ってみよう」と思えた素晴らしい作品でした。
ぜひ多くの方に観てほしいと思います。
本当に良い映画でした。

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