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2月の大才の会に参加

大才の会に参加し、改めて柳生家の家訓である「小才は袖すり合う縁に気づかず、中才は縁に気づく、大才は縁を活かす」という言葉の意味を深く考えさせられました。

今回の会では、さまざまな話題が飛び交いながらも、気づけばすべてが「つながり」というテーマで結ばれていました。一見すると無関係に思えることでも、そこには目に見えない縁があり、それに気づき、活かしていくことで新たな可能性が生まれていく——そんな流れを目の当たりにしました。

特に印象に残ったのは、「すべては偶然ではなく必然である」という考え方です。私は最近、実際に「縁に気づく」経験をしました。先週、あるミュージカル落語を観に行き、その落語家の方にとても興味を持ち、「ぜひつながりたい」と思っていました。しかし、自分からつながる手段がなく、ただ思っているだけの状態でした。ところが、この会の主催者がその落語家の方とすでにつながっていたことが分かり、なんと私もFacebookを通じてつながることができたのです。

この出来事を振り返ると、最初は単なる偶然のように思えましたが、よく考えてみると「こうなるべくしてなった」とも言えます。自分の興味関心が生まれ、それを意識し続けることで、自然と必要な人や情報が引き寄せられる。つまり、「縁に気づく」だけでなく、それを活かしていくことができるかどうかが大事なのだと感じました。

また、『足こぎ車椅子「コギー」』の話も、とても象徴的でした。コギーを広めようと発信した情報が、必要としている人のもとへ届き、それを受け取った人がさらに新たなつながりを生み出していく。このように、ひとつの発信が波紋のように広がり、社会全体に影響を与えていく姿は、まさに「大才が縁を活かす」実例だと思いました。

さらに、話の中で「シンクロ(偶然の一致)が重なるとき、それは何か大きな流れが動いている証拠だ」という言葉も印象的でした。自分にとって意味のある情報や人との出会いが続くとき、それはただの偶然ではなく、何かの必然なのかもしれません。その流れに気づき、しっかりと活かせるかどうかが、今後の人生を大きく左右するのではないかと思いました。

今回の会を通じて、私自身もこれまでの経験や出会いを振り返り、より意識的に「縁を活かす」ことを考えるようになりました。日々の出来事をただの偶然と片付けるのではなく、そこにどんな意味があるのか、どう活かしていけるのかを考えながら行動していきたいと思います。

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