【詩】ジャイアントモアとブラックロビン
ジャイアントモア もうどこにもいない
聞きたいことがあっても 聞くことはできない
ブラックロビン 最後の五羽になった
たった一羽のメス オールドブルーがいたおかげで さようならをせずにすんだ
もう二度と出会えないジャイアントモア
また出会えたブラックロビン
どちらも生きていた
どちらも生きたかった
生命は狩り狩られるものだけれど
やっぱりさようならはさびしいね
(ジャイアントロビン=ニュージーランドに生息していたモアの一種。絶滅種)
(ブラックモア=ニュージーランドにのみ生息する絶滅危惧種の鳥。近年、250羽程度まで増えた)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?