Ryuji.M
撮った写真たち。
「書ける世界は人間が作ることができる(?)」 (すべてフィクションです)(´ω`)
本のポップ 随筆
私は以前、IT企業でプログラマーとして働いていたのですが、ある時からどうしても机に向かうことができなくなってしまいました。心療内科に行くと、適応障害と診断され、しばらくの間休職せざるを得なくなりました。何度か復職を試みましたが、うまくいかず、やむなく仕事を辞めることにしました。 新たな職探しの中で、過去の経験を活かすことができる業界に転職しましたが、残念ながらまたうつ病と診断されてしまい、再び働くことができなくなりました。薬を飲みつつ、将来に不安を感じながら過ごしていました
『人工知能が「生命」になるとき』という本を読んだ。この本では、東洋的なAIと西洋的なAIの違いを比較しながら、これからのAIが進んでいく道を探っている。私はこの本の中で、AIに対する人々の見方が東洋と西洋で異なっている点に興味を持った。 西洋では、「神の似姿として作られた人間」という人間中心の思想が流れている。その上で人間の知能を機械に与えて、人工知能を生み出すという視点がある。つまり、神ー人間ー機械という思想的な順位づけが存在している。 そのため、西洋のコンテンツでは、社
今年、ずっと続けていたことがある。それは写真を撮ることだ。2019年末にFUJIFILM X-T30とレンズを購入し、外出するときにはバックへ入れていた。 東京へ引っ越してすぐは、転職活動をしながら、街をふらふらとしていた。今まで東京には何度も来ていたが、美術館の特別展を回るなどの予定を決めていたため、比較的マイナーなスポットに行くことがなかった。だから、知らない場所に行くことや、特定の期間にしかやっていない行事を目的に出掛けては、写真に納めた。特に節分祭は、今では撮れ
1.学生時代の出会い私は学生時代に、京都にある私立大学へ通っていた。京都と言う土地すがら、気になる寺社仏閣をまわったり、美術館に興味のある展示があれば少しずつ行き始めていた。 そんな時、細見美術館で『末法』と呼ばれる企画展があることを知り、不思議なもの見たさで行ってみた。この展覧会は正式名称を「末法/Apocalypse ー失われた夢石庵コレクションを求めてー」という。 末法とは、仏教で釈迦の死後、その教えが次第に衰え、悟りを開く者もなく、教法だけが残る時期をいいます。永
彼らは人工の場所で、人と自然をつなげてくれる。 made by Ryuji Miyauchi
個人的に考えてるテーマとして、 ・場所による「新しいことを経験する」あるいは「新しい知に出会うこと」の機会格差を減らす。 ・自身が死ぬまで、旅もしながら、知らないことを知り続けることができる。 これらを両立したい。 どのようにすればいいか、進みながら考えている。 メディアなのかもしれないし、場を立ち上げることかもしれない。 仕事と休憩(ひたすら旅)を繰り返すスタイルかもしれない。 現状の仕事は一つ一つに目的を設定して、達成したかなとなったら次の場所に映るという感じになっている
とあるラジオで、何もない期間を与えられたらどうする?という質問にどう答えるかが重要と言っていた。 考えてみると、 ・美術館・博物館・ギャラリーへ行く。 ・一人旅でスポットへ行く。 ・外出ついでに写真撮る。 ・書店、図書館へ行く。 ・読書する。 な感じかなあと。 仕事を考えると、 取材に行くような仕事は試したことがない。 図書館司書や、学芸員は資格を取ってみたい。 大学の頃は寺社仏閣のご案内していた。ここら辺でも似た職はあるのだろうか? 結局は夢の一つとしてルーブル美術館
緊急と 聞いて覗くも 期待なし 信じられるは お布団だけか
東京ミッドタウンで用事があるついでに、国立新美術館で行われていた「東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」へ行きました。 自分が特に注目したのは、日本画や版画の作品です。 現在、とあるメディアアーティストの影響を受けて、私は写真を頻繁に撮っています。撮影後はiPadで写真を見返すのですが、裸眼で見た現実から多くの情報が失われていることをよく感じます。だからこそ、そのものを見る機会を大切にしています。 日本画や版画では、素材のザラザラ感、粘りを用いた三次元の表現によって、解像度
ちょっとした本の紹介をしたいと思う。『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』という本だ。 この本は本とどのように関わってきたかを書いたものである。 一つ面白いお話があるので書いてみたい。 ウンベルト・エーコ氏はこんな話を以前に書いた。 ある世界において、川の底に沈んでいた箱を人々は引き上げてきた。 その箱の中には文章が書かれた紙が収められていた。 物語上の世界では一度文明が崩壊し、人々はそれを再生するべく、収められていた文章を用いることにした。 ちなみにその文章はその