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世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

脳科学者の中野信子さんが書かれた「世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた」を読了しました。

読んでいると、難しい話ではなく、誰でもスタートできると感じることができました。その中でも自分ができている!と思うところもあれば、まだまだ足りないところも見えてきました。読書って、こういう新たな視点を得られるからいいですね。

自分のいいところ

  • 嫌い(苦手)な仕事は他人に振る

  • 本から吸収する

  • 「やればできる」という楽観主義


自分の課題

  • 自分の得が、誰かの役に立つという認識

  • みんなを上手に褒める

  • 愚痴を言わない

①自分の得が、誰かの役に立つという認識

時々、自分の行動や仕事が、誰かの役に立っているのかと考えるときがあります。教師という仕事の特性を考えると、取り組んですぐに効果が出ないことのほうが多い気がします。自分の行動を冷静に振り返り、なんのために、誰のために行動しているのかを考える必要があるなと感じました。

②みんなを上手に褒める

子どもと接する以上、褒めることにこだわりを持っているつもりです。目に見えることだけでなく、その子どもの考え方を認め、尊重したいです。しかし、この本を読んでいるときに、忙しさに追いやられ、ついつい褒めることが減ってしまっているような気がしました。自戒の意味も込めて、がんばりましょう。

③愚痴を言わない

(子どもの愚痴ではなく、大人の愚痴という意味です)
これが本当に難しいです。色々な本を読んできても、ついつい気の知れた友人には愚痴を言ってしまいます。愚痴を言ってしまうのは、無意識的に「自分のほうが正しい」「この人は何を考えているんだ」「何でこんな環境なんだ」って思ってしまうのだと思います。自分に合わないことへのストレスで、言葉になって出てくるのだと思います。
本書では、悪い人からも学びを得ようとする姿勢が書かれていました。色々な人がいるから、社会が成立しているのだと思います。趣味も考え方も得意なことも、何もかも違うからこそ、違いが如実に現れるのだと思います。
思えばクラスの担任をしているときの自分は「違いはあってもいい」「違いは認めていこう」と話しているのに、自分ができていないようでは、まだまだ甘いですね。言い訳をするのであれば、自分と合わないことに不安があるのかもしれません。
でも、その違いから学べることもあるかもしれないと、マインドチェンジしてみたいと思います。すぐにはできなくても、時間をかけてできるようにしたい。これができれば、心が広くなって、色々な視点から物事が見られるようになり、判断力が高まるかもしれません!

私は初任段階4年目の26歳です。教職は5年目になりますが、年々素直になることの難しさを感じています。できることが増えた反面、自分とは合わないことへの恐れ、不安、ストレスから逃げているのだと思います。
これを解決するのは、「自己啓発本」だと考えています。教師という職業は本当に狭いです。意識して、教育にも通ずることを学び、一人の人間として成長していきたいと思います。



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