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趣味って何?って聞かれた時、意外と答えに悩むよね。
先日、大学の先輩とご飯に行く機会があった。
学部生として先輩とご飯に行くと、基本奢ってもらえるのでそこは気持ちよく奢ってもらう。
その行きの道中の車で「趣味とかあるん?」と聞かれた時、私は答えに迷ってしまった。
普通の会話だし、何も変なことではないが、どう答えればいいか分からなかった。
なぜこうも答えづらいのか考えてみた。
趣味はその人を写す
趣味はその人の人間性を見ているように思える。
大学生になると周りの趣味の話を聞くとパチンコや競馬、麻雀などのギャンブルが私の周りに多い。
そして、これらの趣味を面白く話す人は「面白い人」と認識される。
他にも音楽やってる人、お酒が好きな人、休日にツーリングする人がいて、それぞれおしゃれな印象だったり、かっこいいや器用な印象が生まれたりする。
趣味はその人の他人と違う特別な部分をよく表現する。
ゆえに、私は趣味を聞かれた時答えづらいのかもしれない。
私には他人と差別化できるほどの特出した趣味がない。
趣味の定義が分からない
あと、趣味の定義が曖昧だったり、厳しいようにも思える。
1.
専門としてでなく、楽しみとして愛好する事柄。
2.
物事から感じ取られるおもむき。味わい。情趣。「―のある絵」。物事の味わいを感じ取る能力。(それに基づく)好み。
ここでは1の意味を使う。
「専門」としてでなく「楽しみ」としての愛好だ。つまり、専門性はいらない。
これが重要だと思う。
我々はなぜか趣味を語るには、得意であり知識が豊富である必要があると思い込んでいると思う。
私もそうだ。歌が上手でなければ歌が趣味にできないと思っていた。
実際はそんなことない。あなたの中で好きなものは趣味になり得る。
しかし、好きと言いってもほんの小さな習慣が趣味になるのか。散歩や毎朝のコーヒー。
きっと、なる。大事なのは「楽しみとしての愛好」だ。
多少曖昧なものでも趣味なんだと思う。
趣味とは
趣味は多様であり、他人と比較する必要はない。
他人がどんな趣味を持っているかに囚われず、自分自身の好みや興味に忠実であることが大切だ。
自分の興味を追求し続ける。
趣味は自己表現の一環。
確かに、趣味はその人を表現するので、自分の趣味を話すのに自信が持てないかもしれない。
それでも、自分の趣味を誇りに思い、自己の一部として受け入れることで、答えに悩む必要がなくなるだろう。
「趣味って何?」と聞かれた時、答えに悩むのは自然なこと。
他人の期待や社会のステレオタイプに囚われる必要はない。
私の好きをとことん追求するのが一番良いと私は思った。