2年目の「すみだ川アートラウンド・ハブ」
こんにちは。
東京藝術大学でプロジェクトを担当するようになってすでに5年目に入りました。
何をやっているかというと「隅田川文化圏」というものがあるのだと言い張りw、名前を付けたり、それをいじくるような企画を考えたりしています。
具体的には、2019−21年に「Meetingアラスミ!」という名前で、隅田川流域自治体の文化政策をネットワークできないかと考え、さまざまな先行事例を学び、それを扱う団体として「アラスミ・アーツカウンシル」という中間支援団体を構想して、学生たちにプロトタイピングしてもらいました。
詳しくはこちら↓
この3年間は、隅田川流域と言いつつも足立、台東、墨田の3区に限定し、行政の文化政策を融合させられないかという、ちょっとハードルの高いことを試みていました。
そして、昨年から(3年計画で)始まったのが「すみだ川アートラウンド」です。「ハブ」部門以外にも、アートに限らないテーマを扱う「ラウンドテーブル」や地域での実践を主眼に置いた「プラクティス」などの試みも行っています。
全体像はこちら↓
「すみだ川アートラウンド」
〜ARTs×SDGsでつながる隅田川流域の民間組織コレクティブ化構想
https://artround.geidai.ac.jp/
ということで、アート(文化)を軸に、この地域で民間組織(アートNPOとかアートに関心のある企業とか)のコレクティブ化を狙おうとしているところです。
「ハブ」部門がなにをするかというと、ただ民間組織同士をつなぎ合わせるだけではなく「ピア・レビュー」という、自分たちに似た他者同士で互いを評価し合う手法を通して、深いつながりを地域の団体同士に作っていこうとしています。
そんな、ややお節介気味なプログラムではありますが、地元で結構活動してきたと自負するメンバーでも、日々のリサーチで、まだまだ知らない地域の文化活動やそのつながりを発見していて、これをもっと多くの方々に共有したいと思っています。
私たち、文化に携わる人間が、面白い!と感じる場所や活動に興味を持ってくれる人たちが、もう一歩進んで、自分たちの暮らす地域への愛着や誇りを高めてくれると良いなと感じています。これも余計なお節介かもしれませんが。
そんな、活動に込めた思いを(短いですが)紹介するキックオフイベントがあります。
お時間のある方は是非ご参加ください!
すみだ川アートラウンド・キックオフミーティング2023 ↓
ということで、やや(いや、かなり)宣伝めいた投稿でしたが、ご海容くださいませ。。
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