裏劒 池ノ平山〜北アルプスの秘境の頂きへ
北アルプスの最奥地にほとんど誰も登ってないであろう頂きがある。
池ノ平に行った事がある人で池ノ平山に登った人はどれくらいいるのだろうか?
夏の間に頂上まで行く人は100人もいるのだろうか?
誰も行かない理由は単純だろう。
「遠すぎるから」
もうこれ以下でもこれ以上でもないだろう。
通常のルートで行こうと思えば4泊5日くらい必要になる。
裏劒エリアでさえ3泊4日が通常で裏劒エリアに連泊でもしない限りは「池ノ平山に行こう!」とはならない訳である。
人が行かないから当然だがあまり写真でも見ない。
でも池ノ平山からの展望はよくめちゃくちゃ気持ちいい山だ。
かくいう僕もここの辺りで働いているのに池ノ平山に行った記憶は片手で数えられるくらいの数回しかない。
しかし、仙人峠からなんとなく池ノ平山を眺めていたら、なかなか紅葉が良さそうだったので
「チングルマの草紅葉でも見に行ってみるか。」というレベルの思いつきで行ってみる事にした。
「遠い」とは言っても仙人池からでも半日程度あれば往復できるので余裕を持った工程で裏劒エリアに行く人であれば丁度良いお散歩コースになると思う。
裏劒といえば来ること自体が「憧れ」という登山者も多いと思う。
一生に一度来たかったという人もいるので、
どうせ一生に一度しか来ないのであれば余裕を持った計画を立てて池ノ平山にもぜひ足を伸ばしてみて欲しい。
そもそも行く人が少ないという事からなのか、
自分が他人の山行を調べたりしないからなのか、
池ノ平山からの山岳写真ってあまり目にしない。
という事で、
紅葉の具合も良さそうなので写真撮影しながら歩く事にした。
というか、写真撮影が目的になかったら登ったりしないんだけどね。
結果として。
僕の場合は、
8時に仙人池を出発してゆっくり撮影しながら歩いて11時に仙人池に帰って来れた。
そんな記録なんにも参考にならねーよと思われるかもしれない。
しかし、やっぱり展望が良くてまた違った角度から八ツ峰の岩峰を眺める事ができてめっちゃ気持ちよかった。
気になる人は色々と自分で調べて行ってみて欲しい。
ちなみに、裏劒エリア全般に言える事ですが、写真の撮影を目的に行くのであれば午後からだと逆光になってしまうので午前中に行動するのがオススメです。
朝は早ければ早いほど景色が綺麗なのだ。
という事はやっぱり裏劒エリアで写真を撮りたいのなら近辺に一泊しなければという事になる。
最後に今回撮った写真を貼っておきます。
同じ斜面上を登って行くので同じ角度の写真になりがちだけど、
それでも、
あまり人が行かない場所の写真はやっぱり新鮮味があって良いなと感じた。
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