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僕のカメラ PENTAX K-3

気がつけばもう10年もこのカメラを使っている。
このカメラと共に色々な所に行ったし色々な景色を記憶に刻んできた。

2014年18歳か19歳の頃だったと思う。
なんとなく良いカメラでも買おうかなと思ってカメラを探した。
カメラは高いのイメージ通りのちゃんとしたカメラを買おうと思って近くのカメラ店に行ったのを覚えている。
当時は働き始めたばかりだった頃で1ヶ月で20万を稼げばカメラなんて余裕で買えるやん。
と思っていた。

今も昔も僕に貯金という概念はない。
ウチの母は昔から
「欲しい物は買えるなら買えばいい。
明日死んだら後悔するよ。」
とよく言っていた。
まあ、その通りに育てられたのだろう。
25歳になっても貯金はいつも20万円前後をウロウロしていた気がする。

「カメラを買うぞ!」
それだけ決めてカメラ店に行った。
今思うとすごいのは何も下調べをしなかった事だったと思う。
今なら事前に下調べをして自分に必要な性能とか機能とかそれぞれのメーカーとか調べると思う。
よっぽど何も考えていなかったのだと思う。

お店に入ってそれっぽい一眼レフをそれなりに見渡して何個かカタログを見ながら実物を触った記憶がある。
それなりに予算はあったのであまりに高いのは除外されていった。

で自分の目にとまったのが、
今でもメインで使っているPENTAX K-3だった。
当時のPENTAXはフルサイズがなかったのでK-3がフラッグシップだったと思う。

そして、このカメラを選んだ理由はめちゃくちゃ単純だった。
「色々なカメラのカタログ写真を見た中で緑色が一番綺麗に見えたから。」
だった。
デザインとか大きさとかメーカーとか機能・性能とか思いっきり無視して
「うわぁ〜この緑めっちゃ綺麗じゃん」
というそれだけで買ったのだ。

でも何故か今でも気に入って使っているのだからよっぽど緑が良かったのだろう。

なぜ緑だったかというと山で一番緑が多い色だと思っていたからだ。
そして僕は春の新緑の季節が好きだ。

気に入って使い続けているけれど、
10年たって多少どころではなくかなり古くなったと思う。
今時のスマホは目を見張るものがある。
手持ちで星の写真が撮れるなんて信じられないくらいだ。

今でも綺麗な写真が撮れるとはいえ、
一眼レフは正直古い時代のものになったなと思う。
でも古さが良いと感じる時もある。
趣味なんだから楽しければならないから。
三脚をセットしてファインダーを覗き込む
そうやって景色を見てきた。
意味はなくても所作が大事な事だってあると思う。
そういう事にしておこう。

濡れても寒くても大丈夫




今まで撮った写真を貼っていく。
古い写真はデータを消失してしまったのでない。
バックアップはしっかりとった方がいいと思う。





山の写真ばかりだけど。

思い返せばあまり緑の写真を撮っていない笑

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