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クライミング&ゆるキャン

クライミング友達に誘われて久しぶりの遠征に行ってきた。
ずっと一緒に行こうと言っていたが予定が合わなかったりコロナになったりしてやっと行く事ができた。

僕と嫁に友達2人の計4人。
嫁は膝を骨折して以来の初めての本格的な山登りにった。
歩きを含めるとそこそこハードな気もするけどリハビリとしては丁度良い行程になるだろうと思っていた。

家から車で6時間かかり登山口に到着した。
夜中だったので近くの道の駅で車中泊で1泊。

翌朝から野営できる所まで2時間の行程。
天気は微妙な予報で実際もかなり微妙。
小雨が降ったり止んだり、時たまザーっと降ったり。
うーん。果たして今日は登れるのだろうか。
と思いながら歩く。
ケガ明けの嫁の調子も良くなくペースが上がらないので自分だけ先行して荷物を置いて戻って来ることにした。
流石にケガ明けでテントを背負って歩くのは辛いだろう。

自分はなかなか調子が良い、ここ最近の引越しのバイトのおかげが身体が仕上がっている。

雨の中1.5往復歩いた

目的の山は見えたり雲に隠れたり。
でも新緑が美しい。
「雨は好きじゃない。」はっきりそう思うけど、雨の方が遥かに新緑が美しく感じる。
雨の程度にもよるけど雨だからと言って計画をキャンセルするのは勿体無いと思う。
そこにはこそににしかない美しさがあると思う。

2時間歩いてテントを設営して岩場の下見に行くことにした。

壁がデカい


目的のルートのスタート地点の確認と序盤だけ少し登ってみた。
荷物をスタート地点の近くに残置して下山した。

テントに戻ってさっそく食事の用意。
雨の為に早めに切り上げたので時間はたっぷりある。
山でのんびりボーっとしながら夕飯を作る。
コレがゆるキャン?というヤツなのだろうか?

夕食はチーズダッカルビ

重荷を背負った甲斐がある。
チーズダッカルビを初めて食べたが旨い。
家でも食べないご馳走に衝撃が走る。
山で自分でご馳走を作って食べる。

運転の疲れもあって朝までぐっすり寝た。

翌朝は早朝から前日に作ったスパムおにぎりを食べて出発した。

スパムおにぎりと味噌汁

山では時間を惜しみなくかけよう、使おう、
なぜなら時間があるから。

お腹いっぱいなっていよいよクライミング。
前日は打って変わって快晴。
雨の中頑張った甲斐があるってもんよ。

景色がよく木が遠くに見える
嫁も快調に進む。
まさにクライミング絶壁を行く
靴を忘れた人
一番の難所を越える
暖かく快適なクライミング


出発にクライミング用の靴を忘れた事に気づく。
自分はあまり専用のシューズが好きでなく裸足でクライミングをする事が多いので気にしなっかった。
まあ、足が汚るのが気になる人にはオススメしない。
ちなみに裸足でも大体の初級ルートは誰でも登れると思う。
ザンダルを脱ぐだけで出発できるので準備が面倒な人にオススメ。

途中は高度感があったり。

しっかり楽しんで12時には山頂に到着。
ここからはロープを使って下山した。

100mを越える絶壁を下降した。

時間があったら他のルートも行く予定だったけど前日の雨や下降に時間がかかった事もあり、次回の為に他のルートのスタート時点を確認してテントに戻る事にした。

余裕を持って下山して今日もゆるキャン。

煮込みハンバーグパスタ
チェコ人の友達から送られてきたコーヒー

ゆったり過ごしてゆっくり寝る事ができた。

翌日に野営できる場所から登山に1時間半くらいで下山した。

ゆるキャンの暇な時間に
「暇だしクライミングに出かけて来ようか?」
という様なゆったりした計画で楽しかった。

本気で山を目指す人は凄い。
同じコースでも日帰りする人もいる。

ゆったり過ごすのは難しい。
山でもみんなとても忙しすぎる。
一歩止まって山を見上げたり、
一泊泊まって無駄話したり。

なんでみんなこうやって遊べないのか?
時間がない
お金がない
仕事がある

山を見ながらボーと考えた。
誰が自分の自由の邪魔をするのか。

誰もあなたの自由を奪い取る事はできない。
ただあなた以外は。

なんとなくそう思った。

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