自力でピラミッドまで行く旅17エジプト・夜行列車編
2019年8月24日〜9月8日、我々鮎沢とサバオは自力でピラミッドを目指しました。訪れた国はトルコ、ギリシャ、エジプト、ロシア。せっかくなので旅行記をまとめます。
ーーーーーーーーーー
お久しぶりです。今回は個人のエジプト旅行で密かに人気の夜行列車をレポートします。
さて、驚きの連続だったルクソールともそろそろお別れ。今夜は夜行列車に乗ってカイロに向かいます。
夜行列車のチケットは事前にルクソール駅の専用のチケットカウンターで手に入れています。20:30の列車を予約していました。
時間が余ったので17:40から駅で待っていましたが、こんなに早くなくてよかったです。完全に持て余しました。
ルクソールの駅には、行き先表示や電光掲示板のようなものが一切無いので、どの列車に乗るのかは駅員さんに確認するのが一番です。その辺の人に聞いても答えてくれますが適当なことを言う人も多いので、駅員さんにチケットを見せて確認するのが確実と思われます。
というのは、我々はかなり翻弄されました。20:30に来たのは一本早い列車で、本当に乗る列車は20:43に来たのです。これは聞かないと分からないです。さらばルクソール。
薄くスリーピングカーと書いてあります。外観はボロボロです。
さて、夜行列車は狭い部屋に洗面台と椅子とベッドが付いています。
椅子はベッドにトランスフォームして二段ベッドになるという算段です。アメニティは石鹸とタオルがありました。一晩寝るには十分です。
説明に来たクルーの方は今までに会った全てのエジプト人より紳士でした。きちっとした制服だし説明も丁寧です。
シャワーは無いのでシーブリーズのウェットシートで体を拭きました。持ってて良かった体拭き。さっぱりします。
体を拭き終わって一段落した21時ごろに夕食が運ばれてきました。
パン、ライス、フライドチキン、茹で野菜、ピクルス、パンケーキという炭水化物多めの重めの献立です。味に期待はしないでくださいね。
食べ終わったらベッドメイキングをしてくれます。5〜7時に起こしに来るとのこと。ざっくりです。
歯磨きをしようと思ったら、洗面台の蛇口からは全く水が出ませんでした。オーケー、想定内です。飲み水でうがいをして床に就きました。
二段ベッドの上段はかなり揺れますが、鮎沢にはそれが心地良く眠れました。
日付が変わって9月3日、5:30に起こされました。早い。
朝食はパン3つとジャムとチーズでした。食べていると、紅茶を持ってきてくれて、あと20分で着くと言われました。かなり早めの到着になりそうです。
結局6:15にギザ駅に到着しました。到着時にもクルーが部屋まで知らせに来てくれました。食事の味以外は至れり尽くせりです。(ちなみに鮎沢は全ての食事を完食しています!)
この後はホテルに荷物を置きピラミッドへ繰り出します。次回へ続く!