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距骨のアライメントが足の親指に影響を与える歯車構造
■ 距骨のアライメントによる親指の影響
足の構造をしっかりと整えること、つまりアライメントが正しいことは
体を物理的に動かすためにまず最初に考慮すべき必要不可欠な要素と言えます。
家の骨組みがしっかりしていないと建物は崩れやすいように
人間の体も同じ構造であり、その骨組みがその名の通り"骨"なわけです。
基礎である骨組み、アライメントを正しく整えることから
始めることで、日常動作やスポーツにおける土台となります。
その中でも足をアライメントを整え、機能的することが2足歩行である人間にとってしっかりした土台を形成します。
足の骨の一つ、距骨は脛骨と腓骨の間に挟まれるように存在し距腿関節を成しており、その下の踵骨(かかと)と距骨下関節を成します。
つまり地面からの力(床反力)を踵骨を通して上に伝えるための橋渡しとして距骨は非常に重要な役割を担っています。
その距骨のアラメントがズレているとうまく上方への力伝達が難しくなります。また、床からの力を指先である親指(母趾)に伝えるという働きも悪くなるため、母趾の動作も悪くなります。
下記の動画を見て頂くとその様子がわかります。
↓
この動作のように距骨がズレていると母趾の伸展という動作が難しくなり
可動域が狭くなり、動画後半の距骨の位置を正すと母趾の伸展動作機能が働き、本来持っている可動域が出来ます。
もちろん、足裏のストレッチをしたわけではなく距骨のアライメントを
正しくしたのみです。
可動域を獲得する=(筋肉への)ストレッチだけでなく
むしろストレッチのよる弊害を考えると
骨の配列を正しくすることでパフォーマンスを上げることが
その人の能力を出させるコツ(骨)とも言えます。
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