【麒麟がくる・感想】「帰蝶」編
こんにちは、RYUです!
大河ドラマ「麒麟がくる」の登場人物ごとの感想、今回は「帰蝶」について書いてみました!
帰蝶を演じるのは、川口春奈さん。
沢尻エリカさんが問題を起こしたから(笑)、急遽抜擢された形ですね。
川口春奈さんってCMやドラマでも良く見かける女優さんですけど、よくスケジュールが空いていたなぁ。
「たとえ代役でも自身のキャリアアップにつながるなら!」という強い決意があったのかもしれないですね。
聞けば彼女は、時代劇自体が今回初めてだそうで。
大河ドラマって時代劇特有の所作や言い回しが多いから、本当に苦労して勉強したんだろうなぁ。
でも、演技を見ていると初めてとは思えないほど所作や表情が美しい!
この辺りの吸収力の早さは、さすが若手女優さんだなぁと感心しました!
帰蝶を語るのに欠かせない人物が、明智光秀。
個人的に、光秀との関係性がすごく好きなんです!
「帰蝶もやっぱ光秀のことが好きなんだなぁ...」と思って序盤は見てましたよ!
いとこでもありお互い信頼する同志のようでもある二人。
そんな帰蝶が織田信長のもとに嫁ぐ決心をしたのは、他ならぬ光秀が背中を押してくれたから。
「光秀がそこまで言うんだったら...」という気持ちがあったから、信長のもとに行く決心がついたんでしょうね。
お家のためとは言え、複雑な気持ちだったろうなぁ...。
帰蝶と信長の初対面のシーンは、今でも印象に残っています。
日焼けした漁師姿で現れた信長に、帰蝶は唖然としてましたよね(笑)
今から嫁ぐ相手があんな格好で現れたら、そりゃビックリするよなぁ。
当初は信長との距離感を図りかねていた帰蝶でしたが、彼の持つ独特な感性や孤独な心の内を次第に理解していきます。
信長は父に褒めてもらいたいという承認欲求や、母に対する複雑な感情を心に抱えた人物。
加えて喜怒哀楽も激しく、子どものようなピュアな気持ちと鋭い狂気性を併せ持った非常に複雑な人物として描かれている。
並みの人間では到底制御できないほど強烈な信長の個性。
その個性を帰蝶は決して否定しない。
まるで母親のように優しく受け止め、常に夫の意見を尊重。
その上で、自分なりの提案やクエスチョンをさりげなく提示する。
こういう帰蝶の信長に対する姿勢がすごく好きなんですよね!こんな奥さんって理想的だよなぁと思って毎回感心して見ています。
母の愛情に飢えている信長にとって、帰蝶は母親のような存在であり、最も心の内をさらけ出せる相手なのかもしれませんね。
帰蝶の膝枕で寝ている姿も良く見るけど、まるで親子みたいですしね(笑)
染谷くんが童顔やから余計そう感じるのかも?
ここまで川口さん演じる帰蝶について語ってきましたが、一方で沢尻さんの帰蝶も見てみたいという気持ちも正直あります。
特に、信長の気持ちを汲んで裏で暗躍するシーンとかは、沢尻さんのほうが似合うだろうなぁと思ったり...。
斎藤道三の血が流れているから、帰蝶って結構腹黒いことも考えますしね(笑)
でも、「麒麟がくる」の帰蝶役は川口春奈さんであり、他の誰にも真似できない素晴らしい感性と演技力がある。
そんな若い彼女が今後どんな帰蝶を見せてくれるか楽しみですね!
以上、帰蝶編の感想でした!
次回は、斎藤高政(義龍)について書こうと思います。
では、また!
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