白バイ野郎　ジョン＆パンチ

原付免許を取って原付バイクに乗り始めた16～17歳の頃、深夜に放送されていた「白バイ野郎　ジョン＆パンチ」

横に並んでハイウェイを走る姿に憧れたものだ。

共感できる同級生の友だちができたのもこの頃だ。

社会人になってから、車を買う前に、二輪の中型免許を取り、400ｃｃのバイクを買った。　

高校時代のそのバイク好きの同級生も免許を取り、一緒にツーリングに出たりした。
そいつは、今では限定解除の免許を取り、1000ｃｃのバイクを所有している。

自分は結婚してからは乗る機会も激減し、車検を取らずに納屋に埃をかぶせたままにしていた。

60歳を迎える直前、ふと見かけたバイクに一目ぼれをしてしまった。

それは250ｃｃのバイクだったのだが、車検も無いし、体力も落ちてきている自分には400ｃｃのバイクは大きくて重い。

小遣いを貯めること約1年半。そのバイクを手に入れた。

定年の記念、自分への褒美だと勝手に思っている。

そんなささやかなバイク人生に火をつけてくれたのが「白バイ野郎　ジョン＆パンチ」だった。