定年70歳実質引き上げ
定年が65歳から70歳に実質引き上げられまし。実際には、再雇用。という形になることが多いようです。
最大の原因は少子高齢化で、働き手が少なくなっていくために、引き上げられたということです。
下記のグラフを見ると、2025年には、だいたい3人に1人が高齢者になりますね。
人手不足には、移民受け入れや、今後はロボット化。ということも考えられていますが、
日本人にとっては、もともといくつになっても働く。という文化があったことを考えれば、まだまだ元気で働きたい人にとっては、とてもいい形かなと思います。
ただ、定年後に再雇用されると、収入は50%から75%程度まで下がるケースが多く、年功序列ではなく職務で評価する「ジョブ型雇用」を採用する企業も増えているということで、
アルバイト程度の収入になっている所が多く、なかなか厳しいようです。
年金も受け取れる年齢が、65歳から70歳など、選択できる形ではありますが、引き上げられていますし、受け取れる金額も少なくなってきています。
定年後も働きたい人は、働く。という選択肢が増えることはとてもいいことだと思いますが、収入がしっかりと確保されるわけではがなく、
年金も今後は、厳しい状況を考えると、やはりそれ以外の収入を作っておくことや、しっかりとした蓄えなどが必要になってきます。
そこで、大切なのが、定年までに資産を作っておくことです。
そして、その資産を取り崩して使っていくのではなく、資産を運用して、資産に働いてもらうということです。
今は、退職金も、金額が少なくなったり、出すところも少なくなっています。
もし、退職金があっても、取り崩して使っていると、10年程度で無くなる事は少なくありません。
大切なことは、定年までに資産を作ること。そして、定年後は、資産に働いてもらうこと。
そのカタチを作ることができれば、定年後に、お金のためだけに働くのではなく、
本当に働きたいときにだけ働く。
働きたくない時は、働かない。と、いう選択が出来ることが大事かなと思いますね。
そのために、これからは、資産形成、資産運用の学びが必要になってきます。