男女とも希望者は正規の社会を目指すべきという上久保先生の実はオーソドックスな政策。

割とオーソドックスな上久保先生の論考です。
少子化を不安を煽るネタにしてきた年配世代の罪は大きい。規制緩和で非正規ばかり増やし、また国や自治体も少子化だからと正規公務員を減らして非正規公務員ばかり増やした。
しまいに男性の収入を女性のそれに近づける方向へ。
それでは夢も希望もないです。
普通に男女とも(日本型)正規でいい。日本型システムに批判的だった上久保先生がこれを言い出したのは大きい。
今の日本は、米国型ポストモダニズム=ネオリベの規制緩和と、古い専業主婦家前提のシステムをハイブリッドした最悪の状態。
もう一つはそうはいっても人口は一定時期のある水準までは減り続ける。その場合国土利用のあり方を一人当たりの住宅面積、エネルギーや食料生産が上がる方向にしていけば環境負荷を上げずに一人当たりの豊かさは増やせる。日本の今の問題は少子化そのものより実は、一人当たりの豊かさがどんどん日本より少子化が酷いイタリーや台湾などに抜かれていることでしょう。
また介護や保育の給料を出し渋っているから外国人労働者の取り合いにも負けているのが日本。財政出動が必須だと思う。

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