銀座二十四帖(昭和30年)、観ました
月丘夢路さん、初めてスクリーンで観ましたが、おきれいでした。もしかしたら、白黒だと、より一層幻想的で、あらも隠れて美しく見えるのかもしれません。
相手役の、三橋達也も、昔の二枚目でカッコいい。
岡田真澄も、若いころは、外国の映画スターみたいだったんですね。
最後の方は、第三の男というか、アメリカの昔のギャング映画のっぽい、フィルムノワールっていうんですか、そういう雰囲気を感じさせます。
銀座の街の魅力は、これまで分かっていませんでしたが、興味が湧いてきました。森繁久彌のナレーションで、「日本の植民地、銀座」って言ってましたが、どういう意味なんですかね?
たまにはこういう古い日本映画で、かならずしも名作とされていない(もしかしたら名作とされていたかもしれませんが)映画を観るのもいいですね。昔は、テレビドラマの代わりに、庶民の楽しみとして映画館に通っていたのは、こういう映画をみるためだったのかなと想像しました。
白黒映画の古いやつが苦手でなければ、おススメします。★は2.5です。
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