第73期雷帝戦を振り返って
予選
2020/3/8(日)に長かった第73期雷帝戦が閉幕。タイトル戦の登場は前期の雷帝戦ぶり。といっても前期は予選無かったんだけどね。予選はA卓でいきなり中司帝王・天帝と同じ卓に。どうなることやらと思っていたけど、相性が良かったのか、6ptで2位の中司さんを大きく引き離して14ptで堂々の1位通過!(強調した)
期待の番勝負と失速
というわけでタイトル戦の番勝負に出れたわけですが、メンツはあるきびと雷帝、岸亜双九段、TT二段という鬼のメンツ。そう言いつつも一発ぐらいならいけるんじゃないのという淡い期待を胸に迎えた第1局でまさかのトップ。これはついに私の時代が来るのではないかとすみの方で思ってはいたけれど、その後失速し、終わってみれば8ptで4位。
敗因は何?
自分なりに何かと考えてみたところ、相性が悪いんじゃないかという結論に落ち着いた。予選は中司さんがいる影響もあると思うが全体的にやや攻撃的な棋士が多い印象で、その激しく動く戦況を乗り越える指し回しの方が自分にはどうやらあっているような気がした。まだ気がしてるだけだけど。一方、番勝負の棋士は中盤で玉を固めていく指し回しをする棋士が多かった。ただ幾ら何でも自分がその指し回しがあっていないからといって、むやみに動くのも難しいので結局私も嫌々玉を固めるわけですが、やっぱりそれだと岸亜双さんペースになっちゃう。
どうやったら勝てる?
序中盤で比較的激しい変化になるような手を指して、戦況を自ら動かすしかない。こうなると。ただ、やっぱり自分一人だけの力じゃどうしようもない局面もあるので、あとは都合のいいメンツになることを祈る(笑)。
次に向けて
今期は惨敗で終わってしまいましたが、また次のチャンスを狙っていきたいなーと思います。昔よりも自分の四人将棋の棋力が上がってきていることは自分でも実感してきているので、そう遠くはないと思います。次書くときはタイトル持ってたらいいな。
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