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【日記】白瀬の診察;2024/11/18(月) 実話に勝るものはない

最近久しぶりに作曲をし、イルなMCの側面を垣間見せた男、白瀬です。一応作った曲を貼っておきます。よければ聴きながら読んでいただければ嬉しいです。

これ、実話です。バーテンダーをやっていた友達のこと。ノートのアカウント教えてるから、この記事を読んでいるかもしれませんが、気にしない男、白瀬です。

物語はシンプル。夜遊びを覚えたての女の子と付き合っていた男友達が、恋人を薬漬けにされたというもの。いい子ですよ、彼女も彼も。

なんでわざわざ曲にしたかというと、俺の代わりに幸せになって欲しかったから。そんな思いが拭えないからです。去年の春、俺はとても悲しいことに直面していて毎日ヤケ酒を煽っている中で彼と出会いました。そして彼女とも知り合いました。

売人を許せないなんて言いません。ドラッグなんて手を出す方が悪い。でも投げやりにバーテンをやっていた彼に話をした日のことが忘れられません。

「なー、自分頭いいんだから行政書士でも取ったら?」
「白瀬さん、それなんすか?」
「細かい話は置いといて、比較的取りやすい免許だよ。民間資格と違うからその免許を持っていないとできない業務があるんだ」

話の飲み込みが早い頭のいい男でした。

「そんで彼女、春から女子大にでも行かせてやれよ。大学なんていったらトぶほど楽しいだろ?お前も夜の世界から脚を洗うんだ」

彼女は複雑な生い立ちで、未来を想像することができないのだそうです。そんな彼女が初めて希望に満ちた表情になりました。男もその気になったようです。それからしばらく経って、悲しい物語が始まり、二人の物語が終わったという訳です。

今も思います。

何でだ、誰がクラブなんかに連れてった。
惨めな俺の代わりに、幸せになって欲しかったんだよ。
そのプッシャーのツラを想像するだけで怒りに満ちる。

もう友達も未練はないようですが、僕の方が悲しみが拭えない、そんな話です。面白半分じゃない。一度吐き出して整理するために曲にしました。

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キャンサーイート〜癌が喰う〜
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