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未病で対処することの大切さ

昨日は、予防医学デーだったみたいですね。
千円札のモデルになっている北里柴三郎博士が設立した
北里研究所の設立日が11月5日だったからみたいです。

日本の医療システムはとても優れているのですが、
予防よりも、病気なってからの対処に重点が置かれていると感じます。

本当は、病気になる前に対処できたらいいのですが。

あはき(鍼灸あん摩マッサージ指圧)の世界にいて、
様々な患者さんに出会います。
大病から軽症なものまで、疾患を抱えた方々と日々向き合っています。

少しでもその方の病や症状が軽くなり、QOLが上がることを願いながら、
施術を行っています。

一方で。
健康維持などのメンテナンスとしてや、
体調を崩す前に病気予防として来られる方もいます。

後者の時点で対処ができれば、その方にとっても、
社会にとっても、良い形ではないかと日々考えます。

東洋医学のバイブルの一つである黄帝内経には、
「上工治未病(上工は未病を治す)」という文があります。
本当の名医は病気になる前に治す、という意味です。

自分にとっての最高の医師は、自分自身だと思います。
日々心身の声を聴き、それに向き合い、
異変が起こる前に休息を取ったり、対処したり、
必要に応じて専門家を頼ることが大切だと思います。

予防医学デーを経て、このように思った次第です。

あなたの今の体調は、いかがでしょうか?
ぜひ、ご自愛ください。

お読みいただき、ありがとうございます。

あなたに龍の祝福のあらんことを。

龍太@龍鍼堂





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