子どものやる気を引き出す、たった3つのアプローチ【子育てプチコラム】
勉強や習い事、はては登校登園で子どものやる気が引き出せない
色々な方法を調べてみても子どもに合う方法は見つからない
こんな風に日々試行錯誤しながらも、子ども達のやる気に振り回されてしまっているママパパもいるのではないでしょうか。
今回は、子ども達に無理なく、ママパパも気楽に行える「やる気を引き出す」具体的な方法を解説します。
ぜひ、今日のお風呂や、宿題、就寝なんかで実践してみてください。
今回のポイント
この記事を最後まで読むことで以下のことについての理解が深まります。
ポイントは「予告をする」・「一緒にする」・「教えてもらう」
良いアプローチか不安になったら、自分事で考えてみる
では、さっそくいってみましょー!
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目次
自分事で考えると自然と良いアプローチは見えてくる!3つのポイントをおさえて、無理なく子どもの『やる気スイッチ』を見つけよう
はい、みなさんこんにちは!保育士りゅう先生です。
今日は、子ども達の「やる気スイッチ」を上手に推すために必要な、心がけてみて欲しい3つのアプローチを簡単に紹介します。
ポイントは「予告をする」・「一緒にする」・「教えてもらう」になります。
これを狙いをもって行うことで、子ども達のやる気(というか人間関係におけるモチベーション)をあげることができます。それも、今日今からできるのでぜひ最後までご覧ください!
解説の最後には、自分の普段からの関わり方が良いものかどうかを自分で確認できる方法も紹介しています。
やる気を引き出すアプローチは「予告をする」・「一緒にする」・「教えてもらう」
子ども達のやる気スイッチを無理なく入れる方法は、実はそこまで難しいことではなく、これから解説する3つのポイントを意識してもらうことで、すぐにでも効果が表れます。
解説の前に釈明すると、ちょっとうさんくさくなっちゃいますが、もちろん他人のやる気はコントロールできるものではないし、できたとしてもやってはいけないことで、あくまでも周りの人間ができるのは、
本人がやる気を出すための準備運動まで。
だと思っていてください。
行動してもらう少し前に「予告をする」と心の準備ができる
子ども達が具体的な行動をおこすには見通しが立つことが必要です。
それには、次に何をしたら良いのかを、事前に伝えてあげないといけません。
事前に次の行動を伝えておくだけで、子ども達の反応は嘘のように変わります。
家庭で特に気を付けたいのが「いつも○○している時間なのに!」という大人の考えです。
確かに、時間を見ながら行動をしていくことは大切ですし、ゆくゆくの自立に向けて努力していくことではあります。
ですが、小さい子にそれは難しいので、少なくとも保育園に通う年齢の子であれば、事前に伝えてあげた方が良いですし、そういう経験から自立の基礎になっていくものだと覚えておきましょう。
「一緒にする」で家族もするから自分もしたい!を使わないのは損
子ども達が何かをする時に、「一人でしなくちゃならないこと」と「家族一緒にすること」どちらが行動までのハードルが低いかは明白ですよね。
子ども達は「自分でしたい!」という欲求も強くなっていきますが、それでもやっぱり「家族と一緒にやってみたい」という気持ちは強いものです。
いつもの行動に『家族と一緒』という条件が加わるだけで、お風呂も、就寝も朝ごはんも、水やりだって・・・すべてが魅力的に映るものなんですね。
褒めてもらうのと同じくらい子どもは大人に教えるのが好き
時間や心に余裕がある時には「子どもに教えてもらう」形で、次の行動に導くことも効果的な手になります。
子ども達は家族に褒めてもらうことが大好きです。
でも時には、それ以上に「自分が家族に教えてあげる」ことに大きな喜びを感じたりしています。
「お風呂ってどこまでつかるんだっけ?」、「シャワーのごしごしどうやってするのか教えて?」、「大変だ、保育園に遅れちゃいそうだけど何を用意したらいいんだっけ?」
こんな風に、声掛けを変えてみるだけでも、子ども達は望ましい行動を「ママやパパに教えてあげる」という大義名分を得て、することができたりするんです。
良いアプローチか不安になったら、自分事で考えてみる
もし、いろいろと試行錯誤する中で、子ども達にとって良い声掛けや、適切なアプローチができているか迷ってしまったら、一度自分事として考えてみましょう。
今日の言い方で本当に意図は伝わっていましたか?具体的な話をしましたか?大人の常識だけで見ていませんでしたか?
心当たりがあったら、よりよい関わり方を考えて、実践するチャンスですね!
やる気の土台を整えることが周りができる最大限
今回は、子ども達のやる気を引き出す3つのアプローチを解説しました。
ポイントは「予告をする」・「一緒にする」・「教えてもらう」でしたね。
そして、今なかなか自分で実践しているアプローチが実を結ばないのであれば、そのアプローチを受けた時に自分は「やりたい」と思えるのかを考えてみましょう。
人は人の心をコントロールできません、すべきでもありません。
お子さんのことを大切に思っているママでも、パパでも、できることはお子さんの『やる気の土台を整えること』までです。
でも、その土台が無いのと、少しでも整えられているのとでは物凄い差があって、実際に子ども達の行動にも違いがでてくるものでもあります。
ぜひ、やる気の土台を整えるアプローチをしてみてください。
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保育士りゅう先生
保育士りゅう先生(「RyU先生」で子育てに関する記事の執筆を依頼を受けてしていました)
保育現場で5年間正職員として働き、学生時代やライター活動時にも子どもとの関りがあるアルバイトをしていました。
現在は現場を離れて、元々したかったママパパの心のケアや、保育士の心のケアをしていけるように自身のHP『保育士りゅう先生のあそびば!まなびば!』を作成・運営しています。
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