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オンラインも活用して勇気を出して言葉にする経験を-ひむか共創人財育成塾(教師みらいコース)2回目実施しました-

9月。宮崎大学のアドバイザーとして、ひむか共創人財育成塾のサポートをしています。2つコースが用意されているのですが、教師みらいコースは、将来教員になりたい高校生を対象に実施しています。
7月にも実施しており、前回は、「ICT教育」がテーマ。

今回は、「望ましい教師像について-今一度考える教師という『仕事』-」というテーマで実施しました。

まず、宮崎県教育委員会の方に、講話をいただきました。
また、宮崎大学の学生にも登壇いただき、大学での学びについても話をしてもらいました。

結果論なのですが、今回のサブテーマになったのは「学び続ける姿勢」ということでした。先生方は、教師になる前も、そしてなってからも学び続けている。大学生も大学の授業だけではなく、アルバイトやその他の活動も含めて研鑽している。そのようなことに気づけた時間だったと思います。

色々な気づきを、私自身ももらったのですが、特に感じたことは、言葉にするとは勇気がいることだということでした。

大学生も勇気を持って話している。

大学1年生に登壇をいただいて大学での学びについて話をしてもらいました。本人曰く、緊張して何を話したかあまり覚えていない、と言っていましたが、とてもしっかりと話をしてくれました。関わった先生方も「しっかり話せる素敵な大学生でしたね」とおっしゃっていただいたところでした。しかし、本人はあまり実感が無いようでした。
話してくれた学生には「ぜひ、自分の話したところだけでも録画を見てみると良いよ」というアドバイスをしました。自分は覚えていなくても、記録は残っている。それが今の時代の良いところだと思っています。だからこそ、見直して、次は、今回よりも覚えている部分、また、意図して話している部分を増やしていけると良いんじゃない?と伝えました。

高校生も勇気を持って話している。

大学生だけではありません。オンラインも含めて50名以上が参加しているこのプログラム(録画視聴も含めると100名以上が参加します)。高校生も話すときには緊張します。(当たり前ですが)
でも、勇気を持って手を挙げて、発表をしてくれる生徒もいました。「途中で、何を言っているか、よく分からなくなりました」と言って話をまとめてくれたのですが、私は「ナイスチャレンジ!」と伝えました。最初から、うまく話せる人なんていないのです。だから、挑戦できるところでしっかりと挑戦して、次につなげていけば良いとも話しました。オンラインは、いつでも、どこでも、誰とでもつながります。そういうメリットを活かせば、挑戦するタイミングは、数年前とは比較にならないほど、すべての人に用意されるようになっていると思います。だからこそ、勇気を出して挑戦してほしいなと思いますし、私もその挑戦を支えたいなと思ったところです。

私は、挑戦の場をオンライン、オフライン関係なく作れると良いなと改めて思いました。そして、教育に関わりたいと意思を持つ未来の仲間には、今回のような機会も含めて、初めて挑戦するときのドキドキや不安を忘れないでいてほしいなと思いました。今のその気持ちは、未来で関わる教え子たちも同じ気持ちを持つはずです。その気持ちに寄り添えたり、優しく背中を押してあげる人になってほしいなと思ったところでした。

次回は10月です。楽しみです。

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