部下への連絡の仕方を間違えると、信頼を失いますよ
お久しぶりです(?)
またブログに書くほどの量でもなければ、Twitterでは「ふんどしツイート」になってしまう話題が出てきたので、noteにまとめようと思います。
今回は、部下への連絡のやり方を間違えると、おかしな事になってしまいますよ
という警告です。
件のツイートはこちら↓
ツイートではだいぶと端折りましたが、そういうこと。
一言多いのです、これ。
では何故「一言多いのか」
何故、そんな言い方をするマネージャーは3流なのか
私なりの理由を説明します。
当たり前のような事をイチイチ指摘してはいけない
これは子供相手にも同じです。
まぁ本当にまだワケ分かってない子供は置いといて
1度注意したことや指摘したことを、何度も何度も言うのはマネジメント側としてはダメ。
その理由は3つ
受け手側からしたらウザい
俺のこと信用してないの?とイラっとする
結果的に、部下との関係性を悪くする
受け手側からしたらウザい
では逆に自分が言われる側だとしたら、どうでしょう?
「お客さんが現場を見学しに来るから、ちゃんと挨拶しましょうね」
こんな事を言われたら・・・
そんな事、言われんでも分かるわ
と思うでしょう。
どうして、受け手側に立って物事を考えられないのでしょうか。
自分が言われて引っ掛かるような言い方は、しない方が良いです。
ですので、連絡事項として
今日は外部の人がやってくる
訪問する時間は、この時間
この2つで良いのです。
だから余計な事を言うな、とつぶやきました。
俺のこと信用してないの?
もちろん素直な子は「オッケー了解」と思うでしょう。
でも、そんな人ばかりではありません。
「言われんでも分かってるわ!」
と感じる人も居ます。
その結果、俺のこと何やと思ってんねん・・・どこぞのクソガキと一緒にすんな。
と、若干(#^ω^)ピキピキする人も居るでしょう。
部下を気分良くさせるのがマネージャーの仕事です。
真逆のことやってんですよ、それマネージャー失格でしょ?
結果的に、部下との関係性を悪くする
部下が「上司からいちいち指摘されるねぇ」と感じるようなら、もう上司に対しての信用ポイントは下降傾向です。
人は「俺のこと信用してねぇな」と感じると、その人のことを信用しなくなります。
これは敵意の返報性といって、大げさなことを言うと向けられた敵意を返したくなる心理です。
まぁ、言いすぎな話ですが
実際に信用されてない人との関係性なんて、深めようとあまり思いませんよね。
たかがちょっとした言い方の違いで、そこまでマイナスになるもの?
と疑問に思うかもしれませんが、言葉の受け止め方は人それぞれなのです。
「はいはい」で済む人も居れば
「分かってるわボケ」と感じる人も居る
部下は部下でも大人だからぱっと見は「はいはい」で済ませてるように見えるかもしれませんが、人によってはイラっとしている人も居ますよ。
その結果、部下との関係性が知らない間に悪くなっていることも・・・
吐いた言葉は二度と戻せない
リアルはゲームでもなけりゃ、小説でもないのです。
吐いた言葉は二度と元に戻せません。
だから使う言葉は普通、慎重にならないといけません。
責任ある立場なら、なおさらです。
気を付けましょう。
そこまで頭を回せないのであれば、難しいことはしなくてOK
気持ち悪いかもしれませんが、部下のことを信用して愛すりゃ何とかなるかもしれません。
結局、人と人との関係性って言葉じゃなくて態度や行動なんですよ。
メラビアンの法則
これはよく誤解されているのですが・・・
視覚(見た目や態度、表情)
聴覚(声のトーン)
言語(言語の内容)
以上の3つの情報に何か1つでも一致してない時に、人が何の情報を優先するのか、という実験結果です。
その結果
視覚(見た目や態度、表情)55%
聴覚(声のトーン)38%
言語(言語の内容)7%
だった、ということ。笑顔で言えば何でも許されると思ったら大間違いです。
言葉だけ取り繕ってもダメなのです。
演技できる人は強いでしょうね。
一貫性の原理
人は一貫性のある人を高く評価する傾向があります。
イチイチ指摘するマネージャーが、自ら足元をすくわれるような事をしていたら・・・?
部下はどう思うでしょう
特に面倒くさい部下からの信用を無くしてしまいます。
細かいことを気にしない人からの評価はあまり変わらないでしょうが
部下ってのは意外と上司のことを見ています。
イチイチ指摘していたら、じゃぁあなたは指摘できるほど出来ているんですか?
と部下から監視されるハメになりますよ。
そして一貫性が無いと判断されてしまい、評価を落としてしまうのです。
だから、当たり前のような事をイチイチ指摘するなと言っているんですよ。
分かりましたか?
参考に以下の記事もどうぞ。