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vsアビスパ福岡戦を終えて

 こんにちは。
 昨日4月5日、県立カシマサッカースタジアムにてYBCルヴァンカップ第3節アビスパ福岡戦が行われました。
 鹿島は直近の5試合勝利がなく、ホームでは昨年の8月以来勝利がないなかでの福岡戦。さらに、リーグ広島戦から中3日での試合とのことで、堅守福岡相手にメンバー選考など注目の集まる試合でした。


☆スターティングメンバー

          垣田裕暉
  師岡柊生            荒木遼太郎    松村優太
    ディエゴピトゥカ  佐野海舟
 溝口修平  関川郁万  植田直通  広瀬陸斗
                                      沖悠哉
 
 フォーメーションは広島戦とは代えず、4-2-3-1でのスタートとなりメンバーは広島戦から9人を入れ替え、フレッシュなメンバーで挑みました。そして今季初先発のルーキー師岡選手の名前もありました。
 シーズン前には大物ルーキーを漂わせるプレーを見せていただけに初先発には、低迷しているチームにいい風が吹きそうな予感のする起用となりました。

☆前半

 試合開始の笛から終始鹿島ペース。無理に最終ラインから前線へロングボールを放り込むのではなく、中盤の荒木選手やピトゥカ選手らを経由し、垣田選手のポストプレー、松村選手のスピードを活かした攻撃を仕掛けていきます。
 しかし、前半30分頃までセットプレーでのチャンスも多く攻め立てていきますが、相手GK村上選手の好セーブもあり得点は生まれません。
 試合が動いたのは前半32分。
 福岡守備陣内で上手くボールを受けた荒木選手が持ち味のボールコントロールで上手く前を向きそのまま中へドリブル。巧みなボール捌き・ボディフェイントで相手ディフェンダーを無力化し、右足を一振り!ゴール中央に突き刺さり、鹿島が待望の先制点!!
 
 その後も鹿島が優勢に試合を進め前半終了。
 セットプレーや幾度もあったチャンスシーンを決めきれず嫌な展開となりつつあったが、荒木選手の一発で無事に先制し、前半終わってみれば相手福岡にここまで1本もシュートを打たせない、完璧な前半となった。


☆後半

 後半も前半同様鹿島が終止ゲームの主導権を握った。相手福岡はたまらず、選手交代で攻撃の糸口を見つけるも攻め立てきれず。逆に鹿島は直近の試合の反省から、リスクを負うことはせずシンプルにゲームを進め、疲労が見えてきた選手を交代させながら試合を進めた。

 終盤に得点が多い福岡と、終盤に失点の多い鹿島。得点は1-0のまま試合は終盤へ。
 鹿島としては何としても追加点が欲しかった展開ではありますが、植田選手、関川選手を中心に福岡攻撃陣をシャットアウト。
 試合はそのまま終了し、鹿島が6試合ぶりの勝利、そして、昨年のリーグ戦ホーム福岡戦以来234日ぶりの勝利となりました🙌🙌

 結局この試合福岡はシュート1本のみに終わり、メンバーを大幅に入れ替えた鹿島が終止圧倒した試合展開となりました。


☆総括

 ここまでの公式戦で1番のパフォーマンスを見せた鹿島アントラーズ。欲を言えば追加点が欲しかった展開となりながらも、若い選手が躍動し、チーム・サポーターが待ち望んだ勝ち点3をもぎ取ることができました。
 
 殊勲の決勝ゴールを決めた荒木選手は、ようやく本来のパフォーマンスに近い、いや、戻ったと言っても過言ではない活躍を見せ、関川選手も鋭い縦パスを最終ラインから何度も通し、守備では植田選手と安定したパフォーマンスを見せました。
 
 ベンチメンバーも含め、チーム全員で掴み取った待望の勝ち点3。ここ最近の課題であった終盤の失点はこの試合ではなんとか克服され、今後の試合に向けてとても明るい材料になりました。
 この勝利でひとまず、グループステージ突破へ首の皮1枚繋がった形となり、タイトル奪還に向けてまだまだ突き進むのみです。
 
 中3日でまた試合(リーグ戦)があるので、今回のスタメンで出場した選手は、すごくいいアピールになったのではないでしょうか。
 3日後も勝利のためにひたすらに応援し続けます📣

 バモス!アントラーズ!!🦌