ライブハウス2
鼓膜が揺れてるのがわかるくらいの音圧
若い子達がそれぞれの動きで音を聴く。
俺がベッドの上で動けないうちにすっかり
世代は様変わりしたようだ。
ここはライブハウス。
それぞれがそれぞれを変な人だと
思って嬉しくなる場所。
俺はまだまだこの中で突っ切った変人加減を
習得していない気がする
当たり前に生活できる人と
突っ切った変人との間。
1人で来るといつも不安になる
俺はここでも1人なのかと
たまに話しかけてもらえると
ここにいていいんだと嬉しくなる。
たった一言の挨拶でさえも嬉しくなる。
だけどやはり夜に弱い
あと少しあと少しとねばっても
体に刻まれた睡眠時計を壊すことができない
俺はどこにいてもどっちつかずの人間
短い夜の時間でうろちょろするんだ。
もっとみんなのように生きたい。
今日はやりたいことも
やらなきゃいけないことも
ほったらかしてただ呼吸をしている。
走りにでもいくかと迷っている
いつも何かに迷っている。
だからとりあえず文章を書いた。
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