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【絵本紹介】大人にこそ読んでほしい!心に響く絵本6選



「絵本は子どものためのもの」——そんなふうに思っていませんか?実は、大人だからこそ心に深く響く絵本がたくさんあります。シンプルな言葉と美しい絵で、人生や愛について深く考えさせられるもの、思わず涙してしまうもの、眺めているだけで癒されるもの……。今回は、大人にこそ読んでほしいおすすめの絵本を6冊ご紹介します。

1. 『たいせつなこと』

  • 著者:マーガレット・ワイズ・ブラウン

  • :レナード・ワイスガード

  • 出版社:フレーベル館

『おやすみなさいおつきさま』で知られるマーガレット・ワイズ・ブラウンが贈る哲学的な絵本。日常の中にある「大切なこと」とは何かを、シンプルな言葉で問いかけます。たとえば「スプーンにとって大切なことは?」というように、身近なものを通して本質を考えさせる構成です。大人が読むと、自分にとって本当に大切なものは何かを改めて見つめ直すきっかけになる一冊です。


2. 『ぼく モグラ キツネ 馬』

  • 著者・イラスト:チャーリー・マッケジー

  • 出版社:飛鳥新社

SNSで話題となり、世界的なベストセラーとなった本作。モノクロの優しいスケッチと、詩のようなシンプルな言葉で、人生について語りかけます。「ぼく」と呼ばれる少年が、モグラ、キツネ、馬とともに旅をしながら、幸せや勇気についての対話を重ねていきます。不安や孤独を感じたときに読むと、心がふっと軽くなるような温かさを持った絵本です。


3. 『100万回生きたねこ』

  • 著者・イラスト:佐野洋子

  • 出版社:講談社

何度も生まれ変わった「100万回生きたねこ」。さまざまな人生を経験しながらも、ある日たった一度の本当の愛を知ります。子どもの頃に読んだことがある人も、大人になって読み返すと全く違う感情が湧いてくるはず。人生や愛の意味を深く考えさせられる名作です。


4. 『ちいさなあなたへ』

  • 著者:アリスン・マギー

  • :ピーター・レイノルズ

  • 出版社:主婦の友社

「あなたが生まれた日から、私はずっとあなたを愛している」——母親が子どもに向ける愛を静かに語る一冊。子どもを持つ親にとっては、自分とわが子の関係を重ねて読んでしまうでしょう。また、親を思う立場の人にとっては、幼い頃の記憶や親の気持ちを想像させるかもしれません。シンプルながらも、胸を打つ感動のストーリーです。


5. 『夜の木』

  • 著者:バジュ・シャーム、ドゥルガー・バイ、ラーム・シン・ウルヴェーティ

  • 出版社:タムラ堂

インドの伝統的なゴンド画の技法を用いた、まるで美術作品のような一冊。ひとつひとつのページがまるでアートのようで、ページをめくるたびに新たな発見があります。「木」をテーマに、自然と共に生きることの大切さを描いた幻想的な作品。言葉よりも絵の力を感じられる、まさに大人のための絵本です。


6. 『エリック・カール 絵本の世界』

  • 著者・イラスト:エリック・カール

  • 出版社:偕成社

『はらぺこあおむし』の作者エリック・カールの作品世界を楽しめるビジュアルブック。彼のカラフルなコラージュ技法や独特の色使いは、大人が見ても魅了されるもの。絵本という枠を超えて、アートとしての楽しみ方もできる一冊です。エリック・カールの創作の秘密や、彼が作品に込めた想いを知ることができます。


絵本は大人の心も満たしてくれる

絵本は、短いページの中に深いメッセージが込められています。子どものころに読んだ絵本を大人になって読み返すと、新たな発見があることも。忙しい日々の中で、ふと立ち止まりたくなったときや、癒しがほしいときに、ぜひこれらの絵本を手に取ってみてください。

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