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雪の日におすすめしたい絵本5選



寒い冬の朝、窓の外を見ると一面の銀世界。そんな日は、おうちでぬくぬくと絵本の世界に浸ってみませんか?今回は、雪の日にぴったりな絵本を5冊ご紹介します。どの作品も、雪の美しさや楽しさを伝えてくれるだけでなく、子どもたちの心をあたたかくしてくれるものばかりです。

1. 『ゆきのひ』

作・絵:エズラ・ジャック・キーツ 訳:木島 始 出版社:偕成社

アメリカで長く愛され続けている、エズラ・ジャック・キーツの名作です。主人公のピーターが初めて雪の日を経験する様子が、温かみのあるコラージュのイラストで描かれています。雪に足跡をつけたり、雪のかたまりをポケットに入れたりする小さな冒険が、幼い子どもたちにとってどれほど特別なものかを教えてくれます。

2. 『ゆきのひのうさこちゃん』

作・絵:ディック・ブルーナ 訳:いしい ももこ 出版社:福音館書店

シンプルな線と鮮やかな色使いが特徴的なディック・ブルーナの「うさこちゃん(ミッフィー)」シリーズの一冊。雪が降り積もる日、うさこちゃんがそり遊びをしたり、雪だるまを作ったりする様子が描かれています。雪の日のワクワクした気持ちが、やさしい言葉とイラストで表現されており、小さな子どもにもわかりやすい絵本です。

3. 『14ひきのさむいふゆ』

作・絵:いわむら かずお 出版社:童心社

四季折々の自然の中で暮らす「14ひき」シリーズの冬のお話。寒い森の中で、ねずみの家族が協力しながら冬支度をしたり、雪遊びを楽しんだりする姿が丁寧に描かれています。細かく描かれた自然の風景は、見ているだけで冬の静けさや温かさを感じさせてくれるでしょう。家族のぬくもりも感じられる一冊です。

4. 『ゆきがふったら』

作・絵:レベッカ・ボンド 訳:さくま ゆみこ 出版社:偕成社

雪が降ることで町がどう変わるのか、静かなワクワク感とともに描かれた作品です。雪が降ったら、みんなで何をする?子どもたちは雪遊びに夢中になり、大人たちも一緒に楽しむ。雪の日ならではの特別な空気感が、美しい水彩のイラストで描かれています。文章のリズムも心地よく、読み聞かせにもぴったりな絵本です。

5. 『月夜のみみずく』

作:ジェーン・ヨーレン 絵:ジョン・ショーエンヘール 訳:工藤 直子 出版社:偕成社

雪が降る静かな夜、主人公の少年が森へ出かけ、みみずくと出会うお話。幻想的な雰囲気と詩のような美しい文章が魅力です。雪の中のしんとした静けさや、月明かりの美しさが、精密なイラストで繊細に描かれています。自然と対話するようなストーリーは、大人が読んでも心に残るものがあり、親子でじっくり楽しめる一冊です。

雪の日は絵本の世界へ

雪の日は、外で遊ぶのも楽しいですが、暖かい部屋で絵本の世界に浸るのもまた特別な時間です。今回ご紹介した5冊は、どれも雪の美しさや楽しさ、そして冬ならではの静けさを感じられるものばかり。ぜひ、お子さんと一緒に読んでみてください。


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