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心が疲れたら、小さな旅を歩こう

さあ、
あなたの悩みを、
数えてみようか。

何個、あるだろう。
目を閉じて、
数えてみて欲しい。

何故なら、
悩みの数を知れば
現実と理想の距離を、
ちょっとだけ埋めてくれるから。

「悩みの数」
を知らないと、
あなたはどんどんと、
もろくなるからだ。

その為には、
小さな旅に出て、
お家の外を歩くと良いんだ。

旅行とは少し違う。
それは、心の旅だ。

自分の人生に寄り添ってくれる
小さな心の旅は、
あなたの悩みが独りでないことを
きっと教えてくれる。
それが小さな旅だ。

空を見上げ、
星を数え、
海を見て、

夕陽を見て、
田んぼを見て、
人を見て、

森を見て、
土や木に触れ、
雨や風や雪や虫の音を聴いて、

自分自分、
誰やそれやと生き急ぐ、
そんな「現実」から
フッとから結びを解いて、

「自分は独りではない」
という不思議な力が
実は今も昔もいつだって、
常に働いているということに、
まず気づいてみて欲しい。

さあ、旅を、歩こう。

独りではない。

あなたは、
自分に許されている「今」
その瞬間瞬間を感じ取る事に
身を委ねるだけで良い。

答えのない、旅。

だから、委ねる。
それが小さな旅を歩く秘訣だ。

晴れても雨でも嵐でも
善いじゃないか。
あなたの心が夜の闇でもね。

--

「行き先はどうする?」
「関係ない所が良いな」
「どういうこと?」
「遠いところさ。でも近いところ」
「変なところ?」
「変じゃないさ」
「分かんないじゃない」
「難しく考えるからさ、喉が渇いたら水を飲めば良い、頭が痛けりゃ薬飲んで横になれば良いさ」
「晴れるの?」
「雨なら傘を差せば良いさ」
「寒いの?そこは」
「半袖の上にコートを着ていけば良いさ」
「5月よ?」
「いつ帰って来るか分かんないだろ?」
「仕事はどうするの」
「そこで見つければ良いさ」
「この家はどうするの」
「関係ないさ」

「お腹すいたわ」
「気のせいさ」

「気のせいさ」

--

さあ、行ってらっしゃい。

Nice to see you
Good Luck

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