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【新卒採用向け】OB・OG訪問をするときの質問観点16個(ちゃんと準備しないと完全に無駄になる)

はじめに

こんにちは、総合コンサルで10年以上の経験を持ち、現在はスタートアップで新しい挑戦をしているryuです。

今回は、OB・OG訪問で必ず役立つ質問観点を16個ご紹介します。

せっかく訪問するなら、ただなんとなく会話をするだけでなく、しっかりと準備をして最大限の学びを得るべきです。

中でも、相手が具体的にどういう仕事をしているのか、業界のリアルな課題など、直接的に聞けるチャンスは貴重です。

この記事では、「今の自分が聞いておくべき」観点に基づいた質問例とその意図も交え、実際の場面で使えるような具体例を解説します。

もちろん、OB・OG訪問で「この学生、全然だめだな。。人事に報告しないと。。」と思われる可能性がゼロの方はこのような情報収集はする必要はないです。

心配な方はぜひ読んでみてください。

それでは始めますね。

1.仕事の全体像

質問例
「〇〇さんの1日の業務やプロジェクトの流れを、特にやりがいや難しさ、周囲とのコミュニケーションのポイントも含めて詳しく教えていただけますか?」「ご担当のプロジェクトでは、成果物が完成するまでの大まかな流れや、どのように各工程がつながっているのかも伺いたいです。」

意図
この質問は単に「1日のスケジュール」を知るだけではなく、より奥深く、業務の流れや役割、プロジェクトに対するアプローチ、周囲との連携方法なども理解することを目指します。企業ごとの仕事の進め方やその特性を知ることで、入社後のリアルな働き方がイメージしやすくなります。

1日の流れの「背景」も尋ねてみる

業務の流れだけでなく、「なぜその手順で進められるのか」「それぞれの作業に求められる結果や狙いは何か」など、業務全体の背景を意識して尋ねることが大切です。たとえば、「朝一番に確認するメールの内容はどのようなものが多いのか」「どのような優先順位でタスクを片付けるか」などの具体的なルーティンを伺うことで、実務の具体的な感覚がつかめます。

プロジェクトの流れを具体的に聞く

プロジェクト型の業務が多い場合、「プロジェクトが始まる前の準備から、終了するまでの全体のフローや節目(キックオフ、クライアント報告、内部レビューなど)も伺えますか?」と具体的な業務フローを尋ねるのも有効です。また、「プロジェクトの立ち上げ段階でどのような準備を行い、どのようにスケジュールを組み立てていくか」や、「クライアントの意見をどのように反映して進行していくのか」といった質問をすることで、実務レベルで求められるアプローチが見えてきます。

チームや他部署との関わり方

特に大規模プロジェクトでは、チームや他部署との連携が不可欠です。「プロジェクトの進行には他部署との協力が必要になる場面が多いか」「チーム間でどのようなコミュニケーションが求められるか」「会議はどれくらいの頻度で開催されるか」など、他のチームや部署と連携しながら進める際の役割分担や関係性についても尋ねてみましょう。こうした連携のポイントは、その企業独自の文化や組織体制も垣間見られる点です。

苦労したことや、特に工夫している点を深掘り

「その中で一番苦労されている場面はどのようなときでしょうか?」「特に工夫されているポイントや、難しい点をどう克服しているか?」といった質問で、業務の大変さや工夫の具体的なポイントを知ることができます。この部分を深掘りすることで、課題に対して実務上の具体的な対応策が得られるだけでなく、業務の中で自分がどう工夫すべきかもイメージしやすくなります。

成果物が出来上がるまでの過程

「成果物が完成するまでの大まかな流れ」についても伺いましょう。たとえば、計画段階から具体的な実行、成果の報告や評価までのフローや、「どの段階で関係者が増えるのか」「成果の評価はどのように行われるのか」「特に厳しいチェックはどの段階で入るのか」などです。この点を知ることで、プロジェクト全体を通して必要なスキルや姿勢が見えてきます。

2.コンサル業界ならではのスキルや経験

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