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【新卒採用向け】新人が即レス・即行動するだけで評価が上がる理由を生々しく解説(採用面接でも絶対にアピールして)

はじめに

こんにちは、総合コンサルで10年以上の経験を持ち、現在はスタートアップで新しい挑戦をしているryuです。

今回は、就活生や新卒向けに「なぜ即レス・即行動が評価されるのか」を生々しく解説します。

成果は質・量・スピードの掛け算で決まってきます。

優秀なコンサルタントは質を他の10倍で出せばいいですが、新人なんてそんなことできません。

むしろ質なんて0.2倍くらいです。

しかし、量とスピードは気合で増やせます。

量は長時間労働に耐えられる体力がないと難しいですが、スピードなんて心掛けるだけです。

自分の中で、即レス・即行動の解像度を上げて、ルールとして自分を縛り付ければいいだけです。

なんなら今からできます。

しかし、即レス・即行動が重要な背景・理由をしっかり理解していないと、そのルールは簡単に崩れ去ります。

今回の記事では新人が即レス・即行動するだけで評価が上がる理由を生々しく解説していきます。

採用面接でもこの要素は必ず入れてください。

どんなに偏差値の良い大学であっても、スピードがノロマだと絶対に受かりません。

「スピードなんて求める必要ないよ」と自己評価が高すぎる人にはこの記事は勿体ないので読まなくていいです。

総合コンサルの面接はそんな甘っちょろいものではありません。

自己評価が高い大学生を落とすことに快感を覚えるマネージャーupもゼロではありません。

そのため、この記事は面接だけでなく、コンサルファームに入社してからも必ず役に立ちます。

それでは始めていきますね。


1. 成果=質×量×スピードのうち、スピードは気合いを入れるだけで早くできる

ビジネスの現場では、仕事の成果は「質」「量」「スピード」の掛け算で評価されることが多いです。

特に、コンサルティングのようなプロジェクトベースの業界では、この3つの要素がどれも非常に重要です。

しかし、新卒や新人の段階で、すぐに「質」を最大限に高めるのは難しいでしょう。

経験不足やスキルの習熟度の違いから、どうしても質にばらつきが出てしまいます。

また、「量」に関しても、上司やクライアントが求めるような高い水準で大量のタスクをこなすのは、最初の段階では難しいかもしれません。

では、新人が短期間で成果を出すためには、何に集中すればよいのか。

それが「スピード」です。

スピードだけは、気合いや姿勢を変えるだけで、すぐに改善できる部分です。

そして、スピードが評価される理由は、この「成果=質×量×スピード」の式を通じて、他の要素を一時的にカバーする効果を持っているからです。

1-1. スピードの持つ強力な効果

まず、スピードを重視することで、あなたがすぐに行動を起こす人材だという印象を与えることができます。

コンサルティングの現場では、クライアントや上司が何かを依頼してきた際、その反応の速さは彼らにとって大きな信頼の指標となります。

レスポンスが速いだけで、「この人は頼りになる」「ちゃんと仕事をしてくれる」という印象を持たれやすくなります。

逆に、レスポンスが遅ければ、「この人は信用できない」「まだ経験が足りない」と思われる可能性が高まります。

実際、コンサルタントは短期間で多くのタスクをこなし、迅速な対応が必要な場面が常に求められます。

たとえば、クライアントとの定例会議で「新しいデータ分析のレポートが欲しい」と言われたとき、その場で「わかりました、すぐに対応します」と即答し、その日のうちにアウトラインを送るだけでも、上司やクライアントからの評価は急上昇します。

このようにスピード感を持って行動することは、新人が限られた経験の中で最も簡単に評価を高める方法なのです。

1-2. スピードが遅いとどうなるか

一方、スピード感を持たずに対応してしまうと、他のメンバーの進捗が止まることになります。

特にチームで動いているプロジェクトでは、一人が遅れると他のメンバーがその進捗を待たなければならず、結果としてプロジェクト全体の進行が滞ります。

これは新人にとって非常に危険です。

なぜなら、新人がボトルネックになると「この人が遅いせいでプロジェクトが進まない」というレッテルを貼られ、その後のキャリアに大きな影響を及ぼすからです。

仕事の質や量がまだ追いつかない中で、せめてスピードだけは維持することが新人に求められます。

1-3. スピードは評価を変える最強の武器

特に、スピードが最も評価されやすいのは「タスクを受け取った後の初動」です。

たとえば、メールやチャットで何か依頼を受けた場合、その返信が早いだけで「この人はレスポンスが早い」という信頼を得られます。

それだけでなく、早く対応することで次の行動がすぐに始まるため、上司やクライアントのフラストレーションも軽減されます。これにより、後々のプロジェクト全体の進行速度が高まります。

たとえば、あるコンサルタントが新人時代、プロジェクトの進捗報告書を求められた際、通常であれば数日かかるような資料作成を、徹夜で作成し翌日の朝には提出しました。

結果、クライアントの評価は非常に高くなり、そのプロジェクトでの役割も重要なポジションに昇進しました。

このように、スピードを意識して動くことで、新人の評価は大きく変わるのです。

1-4. スピードだけでは危険?適切なバランスも必要

もちろん、スピードだけを追求すると「質」が落ちてしまうリスクがあります。

例えば、あまりにも急いで対応しすぎてミスが多発したり、不完全なアウトプットを提供してしまうと、評価が下がることもあります。

そのため、スピード感を持ちつつも、質を維持するために「まず初動を早くし、その後しっかりと見直しを行う」といった戦略が求められます。

たとえば、早めにアウトラインを送った後、詳細を丁寧に確認し、質を高めていくことが重要です。

結論として、新人はまずスピードを意識することで、評価を大きく上げることができます。

しかし、スピードだけに頼るのではなく、質とのバランスも意識し、プロジェクト全体に貢献できるような動きを心がけることが、新人の成功への近道です。


2. ボールを受け取ったら即返却

「ボールを受け取ったら即返却」というのは、仕事の現場でよく使われる表現で、依頼やタスクを受け取ったらすぐに対応する、もしくは相手にフィードバックを返すということを意味します。

コンサルティング業界では特にこの「即レス」「即行動」が強く求められます。

新人が迅速な対応をするだけで信頼が得られ、評価が上がるのは、この業界独特のプレッシャーとスピード感に適応している姿勢を見せることができるからです。

2-1. なぜ即返却が重要なのか?

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