ポケモンは脳トレゲーム
皆さんご存知のポケモンですが、ポケモンバトルは高度な論理的思考力を要する戦略ゲームであることを知ってましたか?
タイプや技の相性を記憶して能力値からダメージ量の予測を行い、ポケモンの入れ替えや技の組み合わせ等を考えてそのターンの行動を決めるのはまさに戦略ゲームの要素であり、またビジネスや勉強に繋がるスキルかもしれません。
ポケモンバトルで世界ランク100位以内に入った友人は有名な戦略系コンサルで活躍しています。またポケモンをしてるかはわかりませんがFacebookやテスラの社長も大のゲーム好きで知られています。
こうして見るとゲームは実世界から離れたお遊びに留まらず、ゲームで鍛えた能力は仕事や生活に活かされるかもしれません。私自身も15年ぶりにポケモンをやってみましたがその奥深さにハマってしまいました。
そんな面白くて脳を鍛えるポケモンの魅力について説明していきたいと思います。
ポケモンのタイプ相性と技構成
ポケモンバトルの醍醐味は、多様なタイプとその相性にあります。ポケモン自身のタイプと覚える技のタイプを把握することは記憶力の強化に繋がります。例えば、水タイプは火タイプに強く、電気タイプに弱いといった相性がありますが自分の苦手なタイプに強い技を覚えることで一発逆転できる可能性があり、そうした技の読み合いは高度な心理戦です。
最初にポケモンを出し合った後も技やタイプの読み合いから控えのポケモンに変更できるので、すごく高度なジャンケンをしている様な感覚が味わえます。
例えば炎タイプのポケモンを場に出していて、相手が水タイプのポケモンを出していたら電気タイプのポケモンに入れ替えることができます。ですが相手はそれを読んで水タイプのポケモンに地面タイプの技を覚えさせていて効果抜群で攻撃してくるかもしれません。
そうした状況を考慮してどのポケモンを選び、どの技を使うかを決めるプロセスは、批判的思考能力を高める良い訓練になります。さらに、相手の次の行動を予想することは、洞察力と予測能力の向上に繋がります。
能力値とダメージ計算
それぞれのポケモンには体力、攻撃力、防御力、素早さを含めた6種類の能力値パラメータが存在し、自分の攻撃力と相手の防御力、技の威力とタイプ相性等からそのダメージ値が計算されます。
その計算の確度はバトルをやっていくうちに上がりますが、ダメージ量を推定し何ターンで相手を倒せるか、その前にこちらのポケモンがやられることはないかを予測しながら自分の行動を決めるプロセスはまさに将棋などの戦略ゲームの要素です。
育成が容易になり、レンタルも可能
相性や技の構築、能力値の調整などを行なって早速バトルに参加したいところですが、昔は高い能力を持ったポケモンの厳選と努力値(6種類の能力パラメータに振り分けられる総量が決まっているのでどの能力を高くするかを調整しないといけない)の調整にとても時間がかかり、初心者にはなかなかハードルが高いゲームでした。
ですが最新のスカーレット、バイオレットではそのような調整や厳選が非常に楽になっています。能力値もすぐに最高値にできる他、努力値を上げるのもさほど時間がかかりません。
さらにバトルに参加する際に強いポケモンを持っていなくてもオンラインに登録されているポケモンやチームごとレンタルが可能です。なので自分で全く育てなくとも強いポケモンでバトルに参加することができます。
好きなポケモンを育ててバトルしたい方はそれが可能ですし、面倒な方はレンタルができます。
以上、今日はポケモンを紹介しましたがもちろんその他にも頭を使うゲームは存在します。
私生活に関係ないと割り切らず色々なゲームをやってみて頭を活性化するのはアリではないでしょうか。激しいスポーツと違って歳をとっても続けやすいこともメリットかと思います。
それでは、ありがとうございました。
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