【投資BOOKS】ゴルゴ13(201巻)『最終通貨の攻防』(さいとうたかお)
2021年8月の松本大とここだけトークの中で、松本さんが最近読んだ本として、ゴルゴ13(201巻)『最終通貨の攻防』を紹介されました。
私は、ゴルゴより007派なので、ゴルゴ13は、これまで高倉健主演の実写版しかご縁がありませんでしたが、
コインチェック率いるマネックス証券の松本さんが推薦する暗号資産の話なので読まないわけにはいきません。
既得権者たちが、暗号資産を作る数学者を、暗殺しようとするお話。ゴルゴは、天才数学者のボディーガードとして登場します。
本作のキーメッセージは?
数学の本質は調和である。(フランス数学者:アンリ・ポアンカレ)
数学で世界を調和させる、送金手数料も、利子もない貨幣をつくることができる。世界は良くなる可能性に満ちている。
そして暗号資産で世界は変わる。
物語の展開上、ゴルゴがいなくても成り立つので、暗号資産の歴史にゴルゴが寄り添っている感じでした。
一旦、暗号資産への投資は距離を置いていましたが、そろそろ再戦しようと思います。
ちなみに、なぜゴルゴ13なのか?、何のために狙撃するのか?など気になり調べてみました。
ゴルゴ13の由来は、キリストが磔にされたゴルゴダの丘からゴルゴ。
入った刑務所の部屋番号が『1214』で13が抜けていたから13。
デューク・東郷の東郷は、さいとうたかおさんの中学の担任先生の苗字。
フリーの狙撃者をしている理由は、謎らしい。
タイガーマスクのように、子供たちの為に危険を犯しているわけではないようです。
ゴルゴ13が狙撃しつづける根本原因は、「引退するまで、読者へ面白い作品を届けつづける」という作者の使命感から当面終わらないようです。
(まとめ)
◇タイトル:最終通貨の攻防
◇個人満足度 ★★★☆☆(3)
◇個人総評
ゴルデンシルト一族(ロスチャイルド家?)、ドル紙幣の背景、利子の意味、ニュートンの経歴、ゴルゴ13シリーズ長寿の秘密などなど、新しいものに触れると視野が広がって楽しい。もっとページ数を割いて長編にしてほしかった。
◇個人アクション
・最近、”お金”が何なのかわからなくなっているので、お金に関する本を継続して読んでいく。
【今日のひとこと】
強すぎることは、弱すぎることと同じくらい悪い。強すぎることで、自分を過信してしまい殺されてしまう
(出典:『ザ・スーパースター』 超A級のスナイパー:ゴルゴ13)