円グラフのいいところ悪いところ[Tableau]
今日社内の資料を見ていたら、バグの原因種別を色にした円グラフを見つけました。
イメージこんな感じでした↓
(DATA Saberに挑戦している人なら「出たー!」と思うやつです)
せっかくなので社内にも展開すべく、円グラフのいいところ悪いところを改めて整理しておきます。
円グラフの悪いところ
円グラフには以下の悪いところがあります。
・多数の値を比較することができない
・色を使わないと表現できない
・(角度の差異を認識しづらいので)隣り合っていない部分は比較できない
・場所を無駄にとる(円グラフの4角が必ず余白となり、意味を持たせられない)
・(グラフ表現の箇所が狭いので)凡例と遠くなりがち
円グラフのディスカッションをしていたら、師匠からこんな動画を送っていただきました。チョコプラ×円グラフ
多数の値(ディメンション)を比較する場合、このデメリットを解消するために「ツリーマップ」を使うのが良いとされています。
これであれば、無駄な余白もなく、比較もしやすいです。そして、色を他の表現に使えるのも魅力的です。
円グラフのいいところ
では、円グラフなんて使わなければいいのか?というとそうとも言い切れません。
まず世の中に浸透していることが大きいと思います。
また、2値の比較であれば、抜群の表現になるのではないでしょうか。
2値比較に抜群であるメリットを活かした(?)前田鎌利さんのワンカラー効果のテクニックを用いると、円グラフをかなり有効に使えると思います。
一般的に馴染みのある表現を使うことも、わかりやすくする技術の一つであることは間違いないと思いますので、社内で展開するには、昔から馴染みのある円グラフで表現した上で、ツリーマップを紹介するのが良いかなと考えています。