ベルリン一人旅①🇩🇪 戦争被害を物語るドイツ版原爆ドーム【ドイツ】
こんにちは。
前回のブレーメン編に続き、今回はベルリン編。
ヨーロッパの大都市ということもあり、ベルリンの見どころは沢山あるため、ベルリン編は2回に分けます。
今回は前編。郊外の見どころとベルリン料理を楽しみます。
起床、そして運命のお知らせ
朝8時起床。日本時間で言えば夕方の4時。
この日は11月1日で、多くの総合型選抜の試験の合格発表がこの日にあった。
つまり、僕が担当した生徒達の合格発表も多くがこの日にある。
勿論、合格させられるような授業はしてきたつもりだし、自信はあった。それでも、どうしても結果を見るまで不安もあった。
念の為合否の結果について名言するのは避けておくが、僕にとって大切な知らせの多くがこの日にあったことだけは忘れないように記しておこう。
ブレーメン出発
合格発表を終えた生徒にどんなメッセージを送ろうか。そんなことを考えながら、ブレーメンの街を歩く。
道中で豚飼いの銅像を発見。そういえばこれも名物だったなと思い、写真に収める。
しばらく歩くと、道中で見慣れぬ鳩を発見。
羽が茶色だ。
茶色の建物が多いヨーロッパの街並みで、外敵から身を隠すために適応したのだろうか。
それとも、単なる種の違いなのだろうか。
僕は生物にはそこまで詳しくないが、こうした細かい所にも日本との違いがあって面白い。
そこからまたしばらく歩き、ブレーメン駅に到着。ここからバスでベルリンまで移動する。
ドイツの原爆ドーム
ハンブルクで乗り換え、バスで移動すること6時間。
長いバス旅を終え、いよいよ首都ベルリンに到着。
しかし、到着とはいっても、バスが停まったのはベルリンの郊外。
折角なので、中心部に行く前に郊外の探索をする。
まずベルリン観光第一弾はシャルロッテンブルク宮殿。
かつてのプロイセン王、フリードリヒ一世が王妃のために捧げたという宮殿。
自分の奥さんのために宮殿を建てるという、スケールの大きさに驚かされる。
続いてやってきたのはカイザーヴィルヘルム記念教会。
第二次世界大戦のドイツ空襲で半壊した過去のある教会だ。
よく見てみると、頂点が欠けているし、中も結構スカスカ。
過去の戦争の悲惨さや警告を現代に伝える役目を担っている建物で、まさにドイツ版の原爆ドームと言ってもいい建物だ。
この建物も、再建するか取り壊すかについて、かなり激しい議論が巻き起こったらしい。
次回に詳しく紹介するが、ドイツには過去の悲惨な歴史や、それに対する自省を象徴するような史跡が多い。
ドイツの歴史に思いを馳せながら、ベルリン市街を歩いていく。
デカすぎるベルリン料理
腹も減ってきたので、昼食を取ることに。やってきたのはSchildkröteというドイツ料理店。
注文したのは有名なベルリン料理だというアイスバイン。豚すね肉を香辛料や香味野菜と共に長時間煮込んだ料理だそう。
直訳すると「氷の脚」だが、由来には諸説あるそうだ。
で、でかい…
ざっと見積もって600~700gはある。
豚肉の下にはザワークラウトが敷き詰められて入れ、肉に隠れているが裏には大きなじゃがいもがごろっと転がっている。
どう考えても1人で食べる量じゃない。
ナイフとフォークで肉塊に挑みながら、一口。
味は抜群だ。長時間煮込まれているだけあって、肉が超絶柔らかい。もはやナイフいらないんじゃないかというほど。
添えられているマスタードと合わせて食べるとめちゃくちゃ美味しい。
思ったよりはあっさりしているため、意外と食べ進めることができる。
とはいえ、流石に1人で食べ切ることはできなかった。
罪悪感に駆られつつも、残り80グラム程度のところでギブアップ。
ベルリンでアイスバインを注文するときは、量を事前に確認しておくことをお勧めする。
食べ過ぎた代償
その後、少しだけベルリン観光を試みるも、胃が苦しくてしんどい…
明らかに無理しすぎた。
ということで夜飯に行く予定だったレストランもキャンセルし、この日はホステルでゆっくり休むことに。
幸いドイツにはまだこの先も行く予定があるため、その時にとっておこう。
こんな感じでこの日の観光は終了。
次回はベルリンの中心部観光。ベルリンの壁が楽しみだ。