コロナ禍をチャンスに変える企業経営
今まで絶対に息子に会社を継がせないと思っていた私が
息子と一緒に将来 会社経営してみたいなー
秋田から天下とるぞ!と思うようになり
【ブラック乳井】から【ホワイト乳井】に脱皮したお話をします。
コロナ後 当社は今全国トップの数字をいくつか持っています。
7.8.9月 トマオニ系列内売上伸び率第1位
7.8.9月 道とん堀系列内売上伸び率第1位
7.8.9月 楽天テイクアウトキャンペーンにおいてトマオニ全国1位ふくむ上位独占
これってすごくないですか???
でもこれって、誰でもできることなんです。
むずかしいこと何もしてませんがスピード感をもって、
すこし人より多く行動をおこしただけなんです。
だれでも、僕と同じ行動量をおこせたら
同等以上の成果をこの期間に挙げられたはずです。
秋田県内、北東北3県の店舗だったらみんな全国1位を狙えたはずです。
地の利があってこそできた全国1位です。
ワーストで全国を席巻することが多い秋田がベストで全国を席巻できる、
それがコロナ時代です。
そうなんです。コロナ禍で本当に秋田の、大館の時代が来たんです。
そんな当社ですが、当初はひどい状況でした。
コロナの影響が秋田県でではじめたのは3月の後半くらいですかね。
4月16日には、店内飲食店すべて休業しました。
このころ私は自粛警察なってましたね。
同業者には
『従業員のためにも、早く店しめろよ』
っていってました。
自分が自粛して休業入るから怖かったんです。
従業員の健康のためと言ってましたが
周りをみて、自分が不利にならないか、不安でしょうがなかったんです。
【コロナ禍 、みんなで休業すればこわくない】
です。
周りを気にして自社のスタンスが確立されてなかったんです。
休業してない店舗の批判・・
『あそこは従業員の身の安全よりお金しかかんがえてないよね』
『おそいんだよ、大館市の対応は』
『すきないんだよ。法人2店舗分ッテなんだよ。なんで7店舗あるのに、2店舗分の支援しかないんだよーふざけんな』
『なんで個人店をしえんするんだよー個人店なんか支援に値しないよ。
うちとか規模の小さくない会社を助けるべきだろ 』
といった具合です。
しっかりビジョンを語り、思わず支援したくなるようなお店のクラウドファンデイングの成功すらねたんでました。
『ちっ!個人店とかばっか支援してドイツこいつも』
といらついてました。
そう、このころの私は完全に
【ブラック乳井】です。
いままでの私は 人に支援してもらおうなんて考えてなかったし、
人前にでてビジョンを語るのも嫌でした。
でも、叫んでました。心の中で 。
『たくけてくれー、これじゃやってけない!つぶれる』
そんな【ブラック乳井】を支援してもらえるわけない、
と気づくのにそんなに時間は必要ではありませんでした。
きっかけは4/16からの全店休業!
私のルーチンは、まずは全日の数字のフィードバックと
日報報告を読み込むこと。
でも店が開いてないからそれもできない。くわえて
今までの私はデスクワークが飽きてくるとすぐ現場に逃げてたんです。
逃げ場がなくなった私はとりあえず
事務所にこもり頭をつかいはじめました。
とはいえ、どうしたらよいかわからない。
自分が欲しい情報が欲しい
全国の飲食店経営者の生の声をききたい!!
そう、それはYoutubeに沢山ありました。
既に沢山の飲食店経営者が情報発信してました。
これには非常にすくわれました。
全国に仲間がいる!!!!
秋田よりも感染状況がひどい地域にも関わらず
必死にもがく姿がそこにはありました。
自分はめぐまれてるなーもっとがんばらなきゃ!!
自分も同業者に情報発信して貢献できる人になりたい!!
いままでの自分はYOUTUBEなんて、
『何がおもしろんだ、あんなもん ?』
ヒカキンさんのYOUTUBEとかみても
『何が面白いんだ?こんなもん』
と思ってました。
そりゃそうですよね。ヒカキンさんは50代の経営者のおっさん向けに
つくった動画ではないんですもん。
鴨チューブも少しみましたが
アウトプットできない私は
インプットもできない。
2本ぐらいみたらやめちゃいました。
鴨頭さんは大館倫理法人会お見えになったときに
生講演きいているので 親近感ありまくりです。
それでも 続けてはみませんでした。
【ブラック乳井】は勉強好きではなかったのです。
実は今日の発表前までこの1週間みたおしましたけどww
ここでプル型情報の大切さを学びました。
現在のNYタイムズの1日の情報量は18世紀の人の一生分
世の中の情報の90%はこの2年でうまれた情報らしいです。
2020年はコロナで総データ量がすごいふえて
59ゼタバイト=59兆GBだそうです。
逆にいうとね、実は世の中 クズ情報の山なんですね。
自分にとって有益な情報は
自分からとりにいかないと、だめなんです。
プッシュ型情報(広告)からプル型情報(広告)への移行
これはコロナが加速させた社会現象です。
生涯の人生で自分がしらないこと、専門外のことが
圧倒的に多い!!
59兆GBのなかで自分が知りえる情報なんてチリ程度なんです。
それだけちっぽけな情報量しか自分にはないんだから
知らないことを批判しないということです。
限られた時間の中で、有益な情報を得る努力をしないと
五味に埋もれてしまいます。
そう判断した私はは大手のグルメサイトへの出店を
不退転の決意でやめました。
プル型広告へ移行するために
店舗従業員のインスタ運用指導を開始。
本当は秋田では グルメサイトって全盛ぐらい
現在費用対効果が高いんです。
でもやめるものやめないと、移行できない、甘えがでる!!
プル型集客にチャレンジしよう!と決意しました。
膨大な情報に対しては感度よいアンテナと行動力がないといけません。
当社が コロナ禍、最大の成果をだした
楽天リアルタイムテイクアウトは
実は楽天デリバリーを申し込んでる最中に
サービス開始っていうバナー広告をポチっとしたのが始まりです。
1ぽちっとうん百万円の成果です。
とにかく情報に飢えて右往左往してる時に
西野亮廣オンラインサロンにであったんです。
沢山の知識、考えを吸収しまくりました。
そう、【ホワイト乳井】の誕生です。
それまでのわたしは インプットするのがあまりすぎではありませんでした。
そもそもアウトプットできない人でした。
いままで知ってる知識すら実践できてないのに新しい知識をインプットしてもしょうがない、って考えてました。
コロナは流行りではなく コロナは時代である
だとすれば事業を再構築する必要がる
コロナ時代に適合した会社に生まれ変わろう
行動を起こし始めました。
そんな私ですが、
5/13日
【もうだめだ、会社やめよう、つびしてしまえ!】
まだまだ学びがたりなかったんですね。
結果がでるのにもタイムラグがありました。
【ブラック乳井】は卒業しましたが【グレー乳井】でした。
その時に思うのは
息子が帰省もできずに東京で頑張ってるのに
親父がこんなダメダメでいいのかよ?
娘のためにはもっと頑張らなきゃ!!
でした。
自分は親父のおかげで、本当に楽しい大学生活を
おくらせてもらいました。
その環境を息子に提供できずに
諦めていいわけがありません。
いや、だめだ、頑張らなきゃ!
ですから、間違いなく、今ここで、人前で、一応成功体験を発表させて
いただいているのも子供のおかげです
5/16には売上も少し回復し
もう大丈夫だ!と思い始め、
5/23にはもう大丈夫って確信してました。
だって人より努力してる自負があったからです。
此方が当社の実績です。
コロナ時代だと悟った私は覚悟がきまりました。
【ホワイト乳井】への脱皮です。
とにかく勉強しました。
行動をおこしました。
全ての人に時間は平等にあたえられてます
頭がよくない私は
人より努力しなくて勝てるはずがありません。
とはいえ一番覚悟が必要だったのはは
出前参入を決意したことです。
うちの会社が出前で成功しないはずはないんです。
だって圧倒的に優位だかから。
だって人と車があってガソリンは卸値なんですもん。
維持費も整備工場やってますからね。
でも出前ってなやみましたね。
できることならやりたくなかった。
しわ寄せきくるよなー自分に・・・
甘えて覚悟がなかったんですね。
一歩踏み出したのはコロナ禍のおかげで
【ホワイト乳井】に化けたからです。
コロナ時代って 大が小を打ち負かす時代です。
変化の時代には過去の成功体験が邪魔になります。
変化に対応できない企業は間違いなく消滅します。
コロナ前の強みが弱みにかわるんです。
たとえば、コロナの感染対策ですけど、全国一律って 正解ですか?
大手はそれしかできません。
大箱のお店は メリットよりデイメリットが多いです。
例えば宅配テイクアウトメニューも大手は全国一律です。
小手はそれを見て、勝てるメニューつくればいいだけ
大手さんってもう体でかすぎて融通きかないんです。
そして大手さんってオーナーの顔がみえないんです。
ガストの社長しってますか?
ココスの社長しってますか?
アフターコロナはコミュニテイの時代です。
大手さんって、コミュニテイ作りが苦手なんです。
冒頭、【ブラック乳井】時代に思っていた
個人店を支援するのをねたんでた、と話しましたが
そのお店は青森の方で2人とも女性経営者です。
常に顔出しで、いろんな商品紹介とか、お店紹介とか情報発信してました。
おふたりとも、かわいらしい女性経営者ですが、
男どもが鼻の下延ばしてこのお店をコロナ禍支援している
とおもったんですね。
彼女たちはFACEBOOKをうまく活用し、
動画もうまく活用してます。
自分の飲食店経営に対する思い、店づくりに対する思い、
コロナ禍で必死にもがいてる姿、考えてること、努力、
これからのこと、すべてを発信してました。
その発信は人々の賛同をあつめるのに
十分魅力的な発信でした。
一人の方は、お店の改装もクラウドファンデグで成功させてる人です。
支援してる人たちが鼻の下をのばしているのではなく、
わたしが変な色眼鏡で見ていたんだと思います。
また自分のできないことをしている二人に嫉妬してたのだと思います。
この二人の女性経営者は本当にやってることが私の数歩、
いやかなり先をはしっていたんですね。
お客様、従業員との間に強固なコミュニテイをつくっていました。
その、コミュニテイは 外部の人からみても魅力的なコミュニテイでした。
彼女たちは助けてもらえる人、応援してもらえる人だったんです。
【ホワイト乳井】は応援してもらえる人になりたい!!
【ブラック乳井】の歴史は半世紀の長きに及ぶわたしが
そう簡単に応援してもらえる資格がないのは知っています。
でも【ホワイト乳井】は応援してもらえる人生を歩みます。
だれよりも地域を愛し、自分のコミュニテイを愛します。
だから困ったらたすけてね。
大手さんには今後もこれが出来ない。
だから個人店が、中小企業が優位にたてるんです。
コロナ禍のような大規模災害は
一人では乗り切れないです。
当社も、雇用調整助成金、大館市事業継続応援金など、
国、県、市の助成制度は活用してます。
行政の支援も大事だし頼りますが、
それだけでは生き残れません。
大規模災害は今後も人類に波状攻撃をしかけてくるでしょう。
5年に一度はくるのかな?と感じてこれがます。
これがコロナ時代、アフターコロナです。
じゃ、どんな企業、どんな店舗がいきのこれるのか????
そては応援してもらえる人、企業、コミュニテイを大切する企業
なのだと思っています。
ではどのような人が、企業が応援に値するのか??
賛同できる行動を起こす
挑戦しつづける
情報発信しつづける
この3つが大切です。
さらに人の挑戦を応援する人ですね。
自分が知らないことへの挑戦を妨害する人ってすごく多いんです。
よく聞く言葉ですけど
『秋田って 最初だけ繁盛するけど長続きしないからやめとけ』
って話です。
挑戦しない人が良く使う言葉です。
今まで僕、へたすりゃ1000人くらいにいわれてます。
直近では大成功した 唐揚げ屋も
相当な批判にあいました。
うれるわけないじゃん
しばらくすると聞こえてきます。
成功すると思ってた・・・
うちの先代は、つまり私の親父はいつでも挑戦を応援してくれてました。
高校から秋田市いくのも、
23年前飲食業に進出するのも
いつも応援してくれました。
大きな愛でつつんくれてました。
大切な人に対してそういう存在でありたいですよね。
応援されたい【ホワイト乳井】は
たぶん?おしまれつつ閉鎖したタヴェルナオリーヴを復活させます。
コロナ禍で影響あった比内地鶏の消費拡大のために
比内地鶏料理の専門店を来春までにだします。
デザート系のゴーストレストランをまもなく立ち上げます。
テイクアウト・宅配・店内飲食をあわせて、
大館の食文化をより豊かにすることに大館で一貢献する企業をめざします。
だから・・・・・・・・・
助けてくださいね。
応援してもらえる人になるために
対面で人に会います。
SNSでは、みんなが気持ちよくなれるような
明るくなれるような情報を発信しつづけます。
SNS=量Xリアルに出会う=質
にこだわり行動をおこします。
コミュニテイを形成し大きくし、このコミュニテイを大切にし、このコミュニテイを守ることが コロナ時代の企業経営です。
コミュニテイは信頼がなければ形成されません。
家族・従業員・取引先・お客様からなるコミュニテイの最大化に
全力で取り組みます。
秋田の時代がきましたよ。
情報を入手するに地理的不利はほぼなくなりました
地上波の時代は、キー局の数の少なさ=情報量の差
だったという時代もありました。
プル型情報は地上波って意識しなくてよい。
コロナ感染リスクって 秋田が東京を超えることは
たぶんないですよね。
オンラインで学ぶのに場所って関係ないですよね
ズーム会議って 集合会議よりよくないですか?
インバウンドのマイナスの影響って都会よりすくないですよね。
家賃は都会より安いのはいうまでもない。
密にならない、できない東京って
なんのメリットがあるんでしょうね。
秋田県は人口密度ワースト 全国2位!
地下はワースト。
いままでの弱みが強みに変わる
だから
息子と一緒に事業ができる環境になってきた!です。
当社では楽天リアルタイムテイクアウト日本一なってるんですが
キャンペーン時の最高実績は1日362人
1000アイテムの注文を受けました。
こんなど田舎で全国1位になれるんです。
いや、むしろ田舎だからなれる。
黒田如水の水五訓
水五訓の精神でコロナ時代に打ち勝とう!!!
会社経営ってすばらしいですね
オンラインスクールで学んでわかったことは
ものすごい数の若い起業志望の方がいます。
商売をするには、地方のほうが圧倒的に有利
何か特殊な能力ノウハウがある人意外は、
地方が絶対的に競争がすく有利!
その環境で会社経営ができるって素晴らしい。
いまはワクワクしかないです。
会社をどんどんよくして、息子に起業させてみたい。
サラリーマンやりながらでも
店舗経営って可能な時代です。
これからの地方には夢があるよ!
コロナ禍のおかげで
飲食業がより好きになり、秋田を大館をより好きになり、学ぶことが好きになり、努力をおしまなくなり
息子に跡を継いでほしいと思えるようになりました。
正しい行動をすればよい結果がでます。
明るい未来しかみえません。
秋田の優位性をチャンスにかえて
よりよい大館を一緒につかみましょう