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「問い直す」を考える

5/4に、「集まれ新卒の森!組織横断型 育ちあう勉強会」に参加しました。
総勢100名以上が所属や年齢を問わず参加されました。内容は、ビジネスキャリアについてのお話+グループワーク。他者の考えも聞くことができ、育ちあうの意味を感じましたし、学びの多い時間でした。

中でも個人的に関心の高かった「成長」について、自分の考えをまとめ直したので、備忘録として記しています。

成長とは

成長の定義には様々あると前置きされた上で提示されていたのが、「自分事をナチュラルに拡張していくこと」でした。ど真ん中(自分がエネルギーを割くべきと考えること)を実行し、与え(他者に利益をもたらす)、困難を克服するループを回していくことで、自分事が拡張していくということでした。

分かるような分からないような感覚。もしかすると、入り口は些細なことなのかもしれないなあと思います。例えば、資料作成なんかも「与える」になったりするのかもしれません。

プロジェクトで決定権を持つ人が理解し易いように、資料の内容や体裁を工夫すること。それが判断する人へ「与える」ことであり、YESの判断が出されれば、課題を一つ「克服」したことになる。そして自分なりの「ど真ん中」を模索し、次のアクションへ繋げていく。そんなループを通して、決定権を持つ人がどの様に考えるのかが推測できるようになることは、自分事を拡張する初期段階なのかもしれません。(例えておきながら、合っている自信がない...)

バランスの取れた成長

そして大事なことは、バランスの取れた成長を実行していくこととされていました。
そもそも、成長の流れには「関係性」と「自立性」があります。キャリアの最初においては誰もが「関係性」だけを回すようになるのですが、これには自分を見失う可能性があります。そのため、どこかで「関係性」のループを切り、「自立性」のループまで回していく必要があるというのが、勉強会で説明されたことでした。

上記から私は、関係性だけを回す=会社から言われたことを忠実に実行すること
が、自分を見失う例の一つと理解しました。これはつまり、自分のやりたいことや価値観を後回しにしてしまうことによって、「本当はやりたくないのに...」とか、「なんで俺はこんなことやってるんだろ...」状態になってしまうことだと思います。

とは言え、自立性のループへ移っていくことも中々ハードルが高いのでは?というのが正直な印象です。これは「問い直す」、「目的を見出す」ことを意識的に行う必要がある点で、ハードルが高そうという意味になります。

▪️問い直す
本来自分は何をしたいのか、どうありたいのか問い直すことだという話でした。
ということは、「自分は何をしてきたのか」をまず明確にする必要がありそうだなと私は考えていて、つまるところ「キャリアの棚卸し」が必要なんじゃないかと思っています。転職の話でよく使われる(と思っている)「キャリアの棚卸し」ですが、どのような業務をやってきたかを整理することを意味します。所要時間と併せて日々の業務を記録しておけば、いざ問い直す時に材料が増えてやりやすいですが、何をしたか気にしない人には思い出すだけでも大変かもなあと思います。(転職初日の記録をぬかった自分に言っています)

▪️目的を見出す
「問い直す」中で、人生の目的を見出すという話でした。
ここは、大枠である自分の人生の目的を見出しつつ(アプデしつつ)、会社を利用して何を為したいかに気付くこと と理解しました。自分の目標と会社の目標で重なる部分があれば、会社を利用して為したい目標を掘り下げていくことができると思います。一方、人生の目的が鮮明になったり状況が変わったりして、目的が重ならなくなった場合には、転職の選択肢が出てくるのかなあと思います。

直近の自分の課題は?

転職したばかりなので、しばらくは関係性のループを回すことが課題だと思います。ただし、未来で問い直すことができるように、
業務の記録は残す→キャリア組棚卸し
は、続けていく必要があると思いました。

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