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「キッズ訴訟」全記録③市長から会派への説明

4月25日、1月の議員協議会における懸案事項に対する説明が、市長から会派に対し行われました。
会派とは、政策を中心とした同一の理念を有する複数の議員が、議会活動を行うために結成する集団のことで、私が所属する「名和会」は4人で構成されます。
市長から会派への直接説明は、経験した限りではその例は少なく、任意の打ち合わせに位置づけられると思われます。
非公開で行われ、会議録も残されません。
したがって、公開するのは資料の内容のみとなります。

1 一般財源の軽減

  • 地方創生交付金(国庫補助で対象事業費の2分の1が補填される。エントリー済み)

  • 企業版ふるさと納税(1社から最低1,000万円の寄附を確約。その他の企業へアプローチを仕掛ける)

  • スポンサー料(主旨に賛同いただけるスポンサー企業を市内外問わず広く募集する)

  • クラウドファンディング(主旨に賛同いただける個人の方々を募集する)

2 市全体のスポーツ振興

  • スケートボードと自転車を特別扱いしているわけではなく、既存施設を活用してアスリートの育成ができるというメリットを生かしたい

3 メンタルケアの体制

  • コーチングスキルの中にメンタルケアも包含されるため、日々のトレーニング中で随時相談体制を整える

  • 育成プログラムの中に、メンタルケアを盛り込み、毎月1回はカウンセリングを受講してもらい、コーチ・トレーナーや学校と連携を図りながら対応していく

  • 問題がある場合は、適切な医療機関への受診を促す

  • コーチ・カウンセラー等が一人一人の状況を共有しながらメンタル体制を構築する

4 家族への支援体制

  • 経済的支援(会計年度任用職員として採用も可能、地域おこし協力隊として採用、移住支援金・マイホーム応援補助金、ハローワークと保護者の架け橋)

  • 兄弟姉妹への支援(希望者のみメンタル相談、学校と連携した教育相談、県相談窓口の紹介)

5 ドロップアウトプログラム

  • ステップ1 競技継続意思の確認

  • ステップ2 相談員によるきめ細かな相談

  • ステップ3 第三者による審査会の開催

  • ステップ4 途中退会

6 再チャレンジ制度の構築

  • 現状としては、再チャレンジ制度の導入は見送りたい

障害のある子どもが参加できない点については、今後策定予定の「名取市スポーツ推進計画」に、障がい者スポーツへの視点を盛り込む形でご理解いただきたいとの旨の発言がありました。
納得できないとお答えしました。
※名取市スポーツ推進計画は令和6年3月に策定されました


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