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家事ズレもまた楽し

毎日新聞2021年9月22日夕刊一面の記事。24日の今日、目にしました。

にしゃんたさんには、直接会ったことはないのですが、同世代で、しかも講演講師もしていて、いろんな機会にすれ違っています。にしゃんたさんの翌年に僕が、同じイベントの講師に呼ばれたり、その逆だったり。

にしゃんたさんへの取材記事の後半に「違いを認め、違いを楽しんで、そして力に変える」とありました。家庭でさえ、ズレの解消が難しいのに、もっと大きな規模の社会ではもっと難しい!とみるか?建前が優先される社会ではできても、本音で暮らす家庭だから難しいとみるか?

僕は、一昨年くらいから、「家事ズレ」「育児ズレ」「ズレ家事」「ズレ育児」の話題で取材が入ったり、講演したりというコトがボチボチ増えました。そして、この秋は、企業の研修会にも、このテーマが盛り込まれるようになりました。ダイバーシティー&インクルージョン(多様性を認め受け容れる。以下「D&I」と略)という流れでもあると思います。

いずれにしても、そこは、未来への可能性とも言えます。

ズレが気になる!ということは、可能性に向かっているということです。ズレ解消の方法を間違えなければ、家庭内の「D&I」は、すぐにでも達成できます。僕は、家庭が先で、社会のズレ解消は、ズッと後だと考えています。家庭からというボトムアップは、時間がかかりますが、確実に根付いた「D&I」な社会になると思います。しかも、「D&I」はトップダウンが馴染まない理念ですから。

僕の仕事レポートのブログである「楽家事でいこう!」にも先日、9月4日に東京新聞に掲載された記事「夫婦感覚のズレ」を載せたところです。実は、この記事の入稿時のタイトルは、「ズレもまた楽し」でした。編集の都合で「夫婦感覚のズレ」になりましたが、記事でいいたかったことは、にしゃんたさんの「違いを認め、違いを楽しんで、そして力に変える」と同じです。

僕の記事の最後に触れた、「おおお!そうきましたか!」とズレを楽しめれば、にしゃんたさんの記事タイトルにある「日本に漂う 余裕のなさ」はマシになるのでは?と思います。

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