僕の24年間を振り返って
【本気でプロゴルファーを目指していた7年間】
僕は幼少期からスポーツが大好きだったということもあり、小学校時代はサッカーに夢中で、4年生から6年生までキャプテンを務めたり、地域の代表にも選出されたりと、そこそこ上手かったみたいです。
ただ6年生になって、他の子の体格も大きくなっていく中で、僕はかなり小さいままだったんです。背の順で言うと前から2番目でした。
そんな中、中学に入学する際に多数のクラブチームよりお声掛けを頂いたのですが、ふと、これからの人生のことを考えると、サッカー選手にはなれても活躍して、それで飯を食っていくということが果たしてできるのだろうか、それが自分のやりたいことなのかどうかと考えていた時に、父親にゴルフの練習場に連れて行ってもらいました。
そこで初めてゴルフクラブを握り、何回か素振りをして、実際に打っていくのですが、それが最初から上手く当たったんです。僕自身当たるのは当然だと思っていたのですが、周囲の人からはすごいと言ってもらったり、才能があるなど、ちやほやされていたのですが、僕はゴルフであれば体格に関係なく勝負できるのではと思い、ゴルフを本格的に始めました。
やるからには本気でプロゴルファーを目指して取り組むと決めていたので、学校が終わると、すぐ着替えて練習の用意をして、バスを利用して練習場へ行っていました。
毎日500球以上打って、パター練習して、バンカー練習して、トレーニングしていると、上達も早く、ゴルフを始めて1年でシングルになり、3年目で全国大会に出場し7位に入賞しました。それからは様々な大会で優勝や上位入賞など実績を残していきました。
そして16歳の時に両親に相談してオーストラリアへ計1年ほど留学する機会を頂き、オーストラリアでベビーシッターや語学、文化交流など様々な経験をさせて頂きました。またゴルフにおいては、オーストラリアのプロの大会を含め、いくつか出場したり、ゴルフにおいても貴重な経験をさせて頂きました。
その経験を経て、帰国後、国内の試合に出場して結果を出して、プロテスト受験日を迎えました。プロテストは「プレ予選」から始まり「一次、二次、三次、最終予選」と5回に渡り、絞り込まれていき、最終的には50名ほどのプロゴルファーが毎年誕生していました。
毎年2,000名ほど受験する中での50名なので倍率は非常に高く、厳しい壁ではありましたが、僕自身もっと先の高い目標を掲げていたので、プロテスト合格自体は通過点でしかなく、合格して当然だと思っていました。もちろん厳しさは知っていたので、簡単には合格できないとは分かっていたものの、合格するのは当然と思っていました。
ただ現実はそう甘くはなく敢えなく三次予選で落ちてしまいました。
合格するのが当然だと思っていたので、落ちた瞬間、僕の中で何かがおかしくなりました。
今までたくさん練習してきて、トレーニングもたくさんしてきて、絶対に合格するというメンタルにおいても磨き上げてきたにも関わらず、三次予選で落ちてしまった現実と向き合った時に、「もう自分には無理だな」と思うようになりました。
それぐらいたくさん練習してきて、毎日ゴルフのことを考えて、納得する以上にやってきて、落ちたということは、この先プロテストに合格したとしても活躍できないと思い、2ヶ月ほど悩みましたが、プロゴルファーの夢を諦める事にしました。
その2ヶ月の期間で、この7年間を思い返していたのですが、なぜそこまでストイックにゴルフに向き合っていたのか、に対する答えが見えてきたのです。それは「活躍してビッグになりたい」「世の中にインパクトを与えたい」という欲求こそがそこまでの気持ちにさせていたのです。
そして、その欲求を満たす方法はゴルフ以外にないのかと探していた時に、その当時出会った社長が僕の生き方を決定づけました。
その社長は従業員100人以上の年商10億以上の会社のトップでした。 そんな方がゴルフをしていて、すごく楽しそうだなと思ったのと同時に、社長ってかっこいいなと思ったんです。
幸いなことにゴルフをしていたこともあり、社長という存在がかけ離れた存在ではなく、身近でリアリティーがあったので、当時から社長に対して色んな質問をしていました。
売上っていくらぐらいですか?とか従業員は何人ですか?とか悩みは何ですか?とか、その過程を経て、社長ってすごい社会に対して影響力が大きい存在だなと思い、将来社長になりたいと思うようになりました。
【18歳で営業マンデビュー】
社長になりたいと思うようになってからは、どんな社長が理想なのか、ということを常に考えながら、まずは理想の社長になるために社会を知る必要があると思い、営業をすることにしました。
当時18歳で、ゴルフしかしてこなかった自分が、スーツの着かた、ネクタイの締め方、ビジネスマナー、全てにおいて分からないまま社会人となったのですが、本当にたくさんの人にビジネスの基本を教えてもらいました。
営業という仕事を通じて本当にビジネスの基礎を学びました。
あいさつ、コミュニケーション、テレアポ、飛び込み、スクリプト作成、リスト作成、提案書作成、見積書作成、請求書作成、契約書作成、スケジュール管理、タスク管理、プロジェクト管理、サービス開発、など多岐にわたる業務を18歳で経験できたことは今でも役に立っています。
結局1年ほどで退職することになったのですが、なぜ1年で退職したのか、それはインターネットに興味を持ち始めたからです。
営業時代のとあるお客さんから「後藤くん、ホームページって作れる?」と聞かれ、私は即答で「はい!作れます!」と回答したことがありました。
ただその当時の私はホームページのことすら何か分かっていませんでしたが、営業の性なのか、即答でできますと答えてしまったのです。
さて、できますと言ったものの、ホームページって何?というところから入ったので、調べながら、ホームページというものを理解していきました。
それからは見積り作成、契約書作成、など調べながら行い、ようやく契約になり、ホームページを作っていこうとした段階で、社長に「こういう案件があり、契約しましたので、外注を探してホームページを完成させても良いですか」と事後報告をすると、激怒されまして、業務時間外に自分でやれと言われたので、仕事が終わると、ホームページのことを調べながら一生懸命作っていました。
そしてなんとか完成し、納品したところ、お客さんにめちゃくちゃ喜んで頂いたのです。
正直驚きでした。
そこで感じたのが、「このビジネスは面白い」ということです。
ようするに、今までは有形商材を販売しており、在庫を抱えたりなど様々な外的要因があるなかで売上を上げていかないといけなかったのですが、ホームページは作って、納品して完了なので、在庫は抱えずに、外的要因も無く、一人で納品することができるので、リスクがほとんどなくビジネスができるということです。
それは営業マンにとって、在庫リスクが無いというのは非常に営業しやすいですし、会社的にも当然リスクが少なく合理性があると思ったので、社長にホームページを作る事業部を作りたいと打診したのですが、あっさり断られ、それじゃあやめますといった感じでやめて制作会社で働くようになったという経緯です。
【若気の至りによる失敗】
そして制作会社で働くようになり、ちょうど19歳か20歳ぐらいのときに、
またふと自分の人生を考えていました。20歳というのは人生において大きな転換点だと感じており、何かしないといけない、何かしたい、といった欲求がピークに達していたので、社長になりたいと考えていたこともあり、今すぐ起業しようと、何も準備をせず起業しました。しかも当時在籍していた会社で働きながらです。
事業内容としては唯一知識が膨大にあったゴルフで勝負しようと思い、ゴルフのイベントやコンペ代行などで展開していったのですが、当然何も分からないまま勢いだけで起業したので、全てに対して空回りしました。当時を今振り返っても恐ろしいです。。暗黒時代ですね。。
要は会社経営や経理なども分からないままビジネスをしていたので、今月いくらお金が入り、いくら出ていくのかすら計算していませんでした。。。完全に勢いだけです。
なので、仕事は多少発生し、お金は頂けていたのですが、その金額自体採算が取れていなかったり、見えないお金なども発生したりと、忙しい割に、全くお金が残らなくて、ほんとに苦しかったです。
アルバイトもいたのですが、なぜアルバイトを雇ったのかについても分からないまま採用したりしてました。
そんなこんなで、1年ほどで畳むことにしました。表向きにはインターネットのことをもっと集中して勉強したいからという理由で畳みましたと話しているのですが、実際は事業を継続させるだけの力が無かったからという理由で畳んだのです。
それからは制作会社で、ディレクターになり、営業になり、とWEB業界で幅広い知識、技術を学びました。
【新たな決意で人生2回目の起業】
そうして会社を畳んでから1年半ぐらいで一通り、一人でも稼げる知識、技術が身についたので、また前回の失敗要因なども理解できていたので、このタイミングで2回目の起業をしようと思い、2社目の株式会社リエイトを創業することになりました。
2社目は絶対に1社目のような失敗はしないと堅く決め、とにかく会社として当たり前のことを当たり前にできる環境を作り、売上・利益を追求しようと思いスタートさせました。
まずは好きなことを事業として行うのではなく、今の私の環境、知識、リソース、全てを考慮した上で一番合理的なビジネスを展開していこうと思い、それがWEBサイトの受託制作事業であったので、それから始めようと思いスタートしました。
もちろんやるからには会社を大きく成長させたいと思っていたのと同時に、とにかく働きやすい環境を作りたいと思っていました。。
働いているのはロボットではなく人間なので、人間の特性を理解した上で環境をしっかり作り上げ、働いている社員一人一人が輝ける会社にしたいというような想いを込めて会社を運営していこうと思いました。
【事業に対する想い】
弊社のビジョンが『世の中の課題を解決して、社会に必要とされる存在に』を掲げているのですが、それを実現すべく現在はWEBコンサルティング事業を展開しており、企業様が抱えている課題に対してインターネットの力で解決していくお手伝いをしております。
起業当初はWEBサイトの受託制作がメインだったのですが、様々な企業のWEBサイトを作っていくなかで、作ることが目的になっており、その後どう活用していくのか、課題に対してどうWEBサイトが役に立っているのか、などトータル的に企業様の課題に対してインターネットというツールを活用して、サービスを提供したいと思い、WEBコンサルティング事業をメインとしてWEBに関わる総合支援を展開することにしました。
リエイトでは、世の中の課題を解決できるビジネスを、ジャンル問わず展開していき、社会に必要とされる存在になりたいと考えております。
そして大切な人・社会に対して誇れるような事業を展開していく所存でございます。
今後の展開としましては、BtoB領域で現在行っているWEBコンサルティング事業をもっとたくさんの企業様に提供することと、BtoC領域で世の中の課題をインターネットを活用して解決できるビジネスを多角的に展開していく予定でございます。
リエイトでは、売上・利益を追求して、社会に貢献できる会社組織にしていきたいと思っております。
【こういう人材と一緒に戦いたい】
リエイトでは、現在二期目に入ったものの、まだまだ超小規模会社でありますので、今後成長していくためには仲間が必要になってきます。その仲間は創業メンバーといっても過言ではないぐらい重要な初期メンバーになります。しんどいことなど多々あると思いますが、仲間と一緒に乗り越え、成長していく過程を楽しめるような人と一緒に人生をかけて戦いたいと思っています。
超小規模会社から超大規模会社にしていきたいので、人生をかけて勝負したい人お待ちしております!
最強のチームを作り、売上・利益を追求し、社会に対して貢献できるような会社組織を一緒に作りあげていきたいと思います。
そして社員からも社会からも大切な人からも愛されるような最高な会社を作りたいと思います!