22年もやはり欧米か?
間違いなく今後の予想はFRB当局のテーパリング・利上げ、そして指数を引き上げる要因となっている大型ハイテク株の決だろう。これらが下がると、指数は確実にあとを追いかけて下がるだろう。そして、大型ハイテク株が上昇するとき、同じだけ指数も上昇するだろう。しかし、下落するときは指数の方が下げ止まらない可能性も念頭に入れておくべきだろう。なんせ、QQQの中身を覗くとGAFAM以外殆どの新興銘柄はガンガン下落しているのだから。
そして中国株は短期的に完全に魅力がなくなったといえる。その流れは波及してコモディティ輸出国、資源通貨、コモディティにも大きな下落圧力がかかるだろう。
また、IMFの予測でも来年いっぱいまで、東南アジアを中心に新興国は引き続き弱いだろう。新興国が成長してこない限り、アメリカの経常収支も悪化する一方なのでそこも懸念点の一つだろう。
そうなってくると、来年も消去法で米国、欧州に絞らざるを得ない。
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