Witness/ダミアン1
Configurationという擬似手札を使用できるため、手札の質で押していけるクルー。Witnessモデルはアクティベーション開始時に手札をConfigurationに送ることでドローができるため、弱い手札を積極的に回せば手札の質を上げられる。(TCGのルーティングのイメージ)
更に、ダミアン1は手札を捨てることでConfigurationからのチートも可能なため、強いカードを送っても無駄にならず、同じスートが三つ以上あればそのスートがデュエルトータルに加えられるためトリガー管理もしやすい。
Configurationに蓄えられたカードはターン終了時に捨てられてしまうが、House the soulのアビリティを持つモデルがいれば次ターンへの持ち越しが可能。
このアビリティはトーテムのパズルボックスに加え、ヘンチマンのLohithやソウルストーンガーミンも所有しており、こいつら一体毎に一枚持ち越し枚数が増える。
マスターのダミアンはMaintain Orderにより、敵モデルがアクティベーション中に複数回同じアクションを行う場合ディスカードを迫るアビリティを持っており、モリーのような行動制限が掛けられる。脳筋マスターのように出来るだけ殴りたい相手やルシウス1のように強いタクティカルアクションを連打するサポートマスターに刺さりそう。
また、後述するマルコやダブラーなどショックウェーブが多彩なため相手にカードを切らせやすい行動が揃っているため手札を攻めることができる。
防御性能はあまり頼りにならず、アタックアクションもマスターとしてはパッとしない。Configurationによりトリガー管理はしやすいためレンジアタックのEsoteric Debateにお世話になる機会が多い印象。ダメージはあまり期待できないものの、Configurationに9以上のカードがあればInjured付与ができ、クロートリガーで相手にディスカードもさせられるため嫌がらせ性能が高い。
Knowledge is powerはConfigurationの同一スートの枚数分ダメージで、ターン後半で使えばほぼ3点射撃として使える。
タクティカルアクションのCoufiscated Loreは強力で、相手のフェイトデックを上から5枚見て好きな枚数捨てることができる。更に、マスクトリガーを引ければ捨てた枚数分だけ味方を2"移動させることができ、細かい位置どりもしやすい。
他のクルーとしては、トーテムのパズルボックスがアタックアクションがないなど癖はあるものの、有用なモデル。タクティカルアクションのSimple Solutionは味方にフォーカス付与ができるが、7コスト以下のモデルを対象にした場合はファストをつけられる。それ以外にも手札とConfigurationのカードを入れ替えるアクションがあったりとクルーの潤滑油となる。
更に、パルス6"のTN Wp14で2ダメージという破格のAoEもあったりと使いがいのある良モデル。死んでもダミアンのトリガー次第でサモンできちゃうので、相手からしてもキルする意味が薄いのが嫌らしい。
ヘンチマンのBellaは回復や打撃、味方の移動と万能モデル。ぶっちゃけ尖ったところはないので特化型のモデルには劣るが、腐りづらいため場面にあった活躍をさせられる。
Deadly pursuitがあるのでWitnessの足早要員なのかもしれないけど、こいつ自身にスキームランナーやらせるにはコストがもったいないかも。タクティカルアクションのOutmaneuverが使いやすいので、これを使って味方にVP取ってもらう運用が丸そう。
もう1人のLohithはいわゆるゴーレム枠だが、とても強力なタクティカルアクションを持っている。ボーナスアクションのSoulstone Geodeはオーラ3"以内の味方は1ダメ受けることでフリップに+をつけられるアタオカ性能。アクションじゃなくてフリップに+なので、当然ダメージフリップにも適用可能かつ、ラムトリガーを引けば範囲回復までできる優遇っぷり。また、
当然ゴーレム枠なので3/4/6のメレーとアーマーも持っており、クルーの要として運用したい。
エンフォーサーはMarcoとLegerの2人だが、どちらもコスト7のためパズルボックスでファストを付けられるのが偉い。
MarcoはConfigurationに3枚以上クローがあれば、オーラ4"以内の味方がアクティベートする時フェイトデックを見て、捨てることができるAethetic calibltorが魅力。ただでさえConfigurationのお陰で手札の質がいいのに、フリップまで強くできちゃう。
Aetheric grenadeはショックウェーブレンジが2"あるため複数体の敵を巻き込みやすくて優秀。FreicorpsのArikが持っているものと一緒だが、向こうはコスト10のモデルなので同性能のアクションをコスト7で出来るのは破格。
更に脅威なのはタクティカルアクションのGrasping tendrilsで、オーラ6"以内の敵モデルの移動距離を2"減らすことができるため、かなりの遅延が図れる。こいつはもともとパンドラとミステリアスエミッサリーしか持っていないアクションで、これまたコスト7で使えるのはやり過ぎでは?
一方のLegerはFalse claimを持っているため、スキームマーカーを使用する場合には有効な選択肢になりそう。アタックアクションでDistracted付与ができたり、Diversionでボーナスアクション妨害したりとデバフ要員としての運用も可能。
ただ、個人的にはアルカニストにはPerfomerがいるので、こいつが必要なS&Sだったら最初からコレット宣言している方がよくないか?という気がしたので未使用。次は使ってみよう。
ミニオンのダブラーはWizz-bangとのデュアルキーワードで、ショックウェーブが魅力。Lightning strikeはMv13のダメージ2点と、TNとダメージ値はWongのアクションと同等だったりする。アタックアクションが銃マーク付きのものしかないため近付かれると無力なように見えて、ボーナスアクションで簡単にエンゲージ離脱もできちゃう。コストも安いので大量にいれたくなるが、40mmのためスタックしやすいのが玉に瑕。けど、カタログスペックだけ見るとWitnessで一番強いのではと思ってる。
最後はソウルストーンガーミンなんだけど、こいつは正直かなり弱いと思っている。使用するならLohithとこいつを入れればHouse the soul持ちが3体になるので、Configurationに毎ターン同じスートのカードを3枚キープしてスート付与を確実に発動させることが目的になると思う。
それを目的にしないのであれば、1コスト足してダブラー入れた方がいいかな。
(追記)ダミアン2を使うとWitnessモデルはHouse the soul持ちからLoSを引いてアクションできるようになるので、主戦場はタイトルマスターでの使用時になりそう。それでも3体は入れるか怪しいけどね。
忘れていたけど、ダミアン2のボックスに入っているミヤ婆さんもWitness。こいつは他のWitnessが持っているrepositoryの代わりに、Stories of the red libraryというアビリティを持っており、アクティベート時に捨て山からトゥームのカードを選んでConfigurationに追加できる。そのため、13トゥームを毎ターン使い回すことができ非常に強力。
また、オーラ4インチ以内の味方がディスカードするかConfigurationにカードを追加するとshieldedを付与させることができ、守りの要としても機能する。
アタックはダメージ量は期待できないものの、Exocismトリガーを持ったメレーがあるため、サモンマスターへのカウンターとして使いやすい。
タクティカルアクションのChi Barrierは面白い行動制限だけど、相手にスキームマーカー除去系のアクションがいないかは要確認。
以上がざっくりとしたクルーの雑感だけど、モデルそれぞれが優秀なため、S&Sに拠らずに活躍してくれそう。
また、repositoryで手札のルーティングができるため、手札の引き増しにSSを使わなくていいのも好印象。
Configurationに特定のカードがある事によってボーナスを得られるモデルがいるため、その内容は事前に把握しておくとより使いこなせるかな。次はダミアン2も触ってみようと思う。
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