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Oni/アサミ1

Oni

フリッカートークンによる有限のバフアビリティと優秀なメレーアクション、マスターによるサモンでの戦線補強とバランスのいいクルー。

サモンされたモデルはフリッカートークンによる時限式になるが(サモン時に付与されるアップグレードによる効果)、アサミ自身がダメージを負うことでフリッカートークンを除去することができるため重要なモデルを長生きさせることは可能。

フリッカートークンはデュエル前に一つ得ることでポジティブフリップを得ることが出来るが、アクティベーション終了時に3個以上溜まっているとキルされてしまう。逆にいえばアクティベーションが終わるまでは生きていられるため自爆覚悟で強力なアクションを行うことは可能。

Asami Tanaka

アサミのカード表面はOniキーワードに関連したサポートアビリティが豊富でクルー全体とシナジーが高いうえに汎用性の高いArcane reservoirを持っている。

裏面はサモナーにしては強力なメレーとターゲットを移動させられるアタックアクションがある。特に後者は6インチプッシュと移動距離が破格なため使いやすい。Oniはメレー偏重のため、相手とぶつかり合ったときにいなせるアクションは貴重。当然味方に打って位置移動をさせる使い方も強力。
目玉はサモンアクションだが、何も考えずに使用するとフリッカートークンが2個溜まった状態でサモンされるため、1アクティベーションしただけでキルされてしまう。そのため、前述のトリガーによるフリッカートークン除去は必須(少なくとも3ターン目までは使用したい)なのでSSは多めに持っておきたい。このときアサミ自身がダメージを食らってしまうため、落とされないようにダメージ軽減用のSSも手元に残しておきたい。

キーワードモデル

ヘンチマンがオハグロベッタリ、アマノザコ、エンフォーサーがカマイタチレディユメ、ミニオンがテング、カタシロ、ヨウカイ、オブシディアンオニ、ジョロウグモ、アカナメ。

オハグロベッタリは高機動型アタッカー。アサミのアビリティと合わせてプレイス移動で位置取りを行いやすい。高スタッツで手堅いモデルとして扱えるが、尖った部分は無いのでセンスを問われそう。

アマノザコもフライトMv6の高機動型アタッカーだが、こちらはタクティカルアクションでオーラ4のハザーダスを得ることが出来るためAoE固定ダメージを期待できる。ダークバーゲンのお陰でVP獲得も行いやすく、個人的にはオハグロベッタリよりも優先度高い。

カマイタチはデッキのOniクルーの潤滑油。Wonder Weaselで手札の入れ替えが期待できる。ただしInsignificantなのでVPに絡むことができず、他の動きも弱いため盤面干渉力が低く採用優先度は低いでしょう。相手がサモンマスターであれば少し影響力は増すかも。

レディユメはドローと強力なパンチを持つ特殊なモデル。ドローのために味方にフリッカートークンを乗せる必要があるが、ゲーム開始時に雇用した安いミニオンを選択することでほぼデメリット無しのドローを得られる。また、メレーアクションおよびボーナスアクションに強力なトリガーを持っており、当たればゲームをひっくり返せる性能があるのが魅力。ただし、エンフォーサーのためSSが使用できないのでスートが付くかはRNGであり、安定性には欠けるのが玉に瑕。

テングはわずか4SSでMv6のフライトモデルであり、これを雇用できるのはOniの特権と言える。空き枠があれば積極的に採用したい。攻撃性能は無きに等しいが、エリアヒールのタクティカルアクションに加えダークバーゲンでのインタラクトアクションも行えるため腐る場面が少ない。

カタシロも見た目に反して機動力の高いモデル。特筆すべきはボーナスアクションで5インチのプレイス移動が行える点で、なんとデュエルの必要なく自動成功で飛べる。しかし、そのほかのアビリティやアクションは攻撃寄りのためVP獲得をするのか戦闘に参加するのか若干中途半端な性能と言えるかも。敵陣深くに飛び込む必要があるS&Sであればテングを、そうでなければカタシロも選択肢に入れて考えることになるか。

ヨウカイは更に戦闘性能に振ったミニオンなのだが、コスト相応の性能しか持たないためクルーの攻撃力を担うには若干パワー不足を感じる。その代わり、フリッカートークンを得たときに3インチプレイス移動ができるというアビリティのため戦闘中の位置取りが行いやすく、更にボーナスアクションでエンゲージ中でもインタラクトアクションを行えるため敵モデルの周囲で達成する必要があるスキームへの適性が高い。

オブシディアンオニはアーマー持ちの純アタッカーで、Oniクルーの中堅どころな性能。ボーナスアクションによりオーラ4でBurningのハザーダステレインとして扱うことがで、自身の40mmのサイズと合わせて広範囲の相手に影響を与えることが出来る。前の三つのミニオンのような器用さは無いが、純粋な殴り合いでは頼りになるミニオン。

ジョロウグモはOniクルーのエース。持っているアクションは少ないが、ウィークでも3点が入る強力なメレーアクションだけで十分採用できる。ここまで攻撃力が高いと敵モデルをキルしたときにフリッカートークンを捨てることが出来るアビリティ(Devour Souls)の発動も狙いやすく、サモンで呼んだとしても長期間盤面に居座らせることが期待できる。

最後のアカナメはTri-Chiとのデュアルキーワードで、サポート寄りの性能を持っている。所有アビリティやアクションが軒並みpoisonに絡んだものとなっているためクルーとのシナジーは薄いが、ボーナスアクションでマーカーを出せるのが面白い。アサミのサモンアクション時に、周囲のスクラップまたはコープスマーカーを除去することでサモンされたモデルに乗るフリッカートークンの数を減らすという効果があるため、こいつがいればサモンモデルの延命が期待できる。ただ、ルール変更によりサモンされたモデルはストラテジーマーカーへのインタラクトアクションが出来なくなっているため延命してもVPに関わりづらく、延命の必要があるかは要検討。

その他のモデル

アサミは自傷ダメージを食らう場面が多いため、回復役を用意してあげると安心して戦いやすい。TTにはタヌキという高性能ヒーラーがいるので、採用を検討してみるのもいいかも。特にアカナメを採用している場合poisonシナジーを期待できるのは面白い。
サンチャン(Sun Quiang)も使いやすいヒーラーであり、こっちはサモンされたモデルやアサミの近くでチャージを行ったモデルがサンチャンの周囲にいればShieldedを付与出来たりするのでタヌキじゃ力不足と感じるようなガチンコバトルが予想されるのであればいいかもしれない。もちろんローリバーモンクも使いやすいモデルなのでヒーラーの選択肢は多い。
攻撃役はキーワードモデルだけで充分足りていると思うが、強いて言うのであれば射撃のフハツやサムライなどを入れるとバランスは取れるかも。



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