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精神科に通院し休職療養中です。本やブログで学び、他の方のアドバイスも積極的に取り入れて実践中。自己肯定感を高め、プロフィールのような笑顔を目指し、毎日頑張っています。道のりは長いけれど、一歩ずつ前進です!

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  • 自己肯定感を高める道のり

    精神科に通院し休職療養中です。本やブログで学び、他の方のアドバイスも積極的に取り入れて実践中。自己肯定感を高め、プロフィールのような笑顔を目指し、毎日頑張っています。道のりは長いけれど、一歩ずつ前進です!

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負の感情を抱く相手との人間関係を改善する秘訣:相手の立場を理解する②

今回は、引き続き相手の立場を理解するために、相手の気持ちを理解する方法について、深堀していきたいと思います。 相手の気持ちを理解するとは、それは、相手がなぜ怒ったり、嫌なことを言ったりしたのか、その背景や動機を推測することです。 相手の気持ちを理解することで、次のようなメリットがあります。 感情的に反応せずに、冷静に対処できる。 寛容になり、共感できる。 コミュニケーションがスムーズになり、人間関係が改善される。 具体的には、以下の三つの段階を踏みます。 ①相手の行動

    • 負の感情を抱く相手との人間関係を改善する秘訣:最終回 宗教や中国思想から学ぶ

      負の感情を抱く相手との人間関係を改善する秘訣を、4回に渡って記事にしました。 さて、宗教や中国思想は、人間の本質や価値、善悪や幸福など、人生の根本的な問いに答えようとする知恵です。 その中には、人間関係における態度や行動などに関して多くの恩恵を与えてくれます。 そこで、最終回は、宗教や中国思想(①~⑥の6つ)から人間関係についての知恵を掘り下げていきます。 ①仏教では 人間関係の苦しみの原因は執着や無知にあると考えます。 執着とは、自分の欲望や見解を強く持ち続けることで

      • 負の感情を抱く相手との人間関係を改善する秘訣:相手の立場を理解する①

        立場とは 立場とは、「その人の置かれている地位や境遇、その状況から生じる考え方」という意味です。 相手の立場を理解しようとすることは、人間関係を築く上で欠かせない要素です。 相手の立場を理解することで、相手に対する敵意や不信感を減らし、共感や信頼を増やすことができます。 そして、自分の視野や知識も広がり、自分自身の成長にもつながります。 では、具体的にどうすれば相手の立場を理解しようとできるか。以下にいくつかの方法を掘り下げていきます。 相手に質問をする 相手の立場を

        • 負の感情を抱く相手との人間関係を改善する秘訣:コミュニケーション

          負の感情を抱く相手は、避けたくなる気持ちもありますが、それでは人間関係は改善されません。 しかし、避けることで問題が生じない場合には避けることも大切です。 私が復職を目指している職場は、小人数であるため人間関係を避けることができません。 そこで、積極的にコミュニケーションを取ることで、自分と相手の関係を良好にすることを目指します。 具体的に上司とコミュニケーションを取る際の注意点を、以下に掘り下げます。 コミュニケーションを取る際の注意点 ①自分の感情や考えを正直に伝え

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        負の感情を抱く相手との人間関係を改善する秘訣:相手の立場を理解する②

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          負の感情を抱く相手との人間関係を改善する秘訣:まずは自分の感情を認める

          ネガティブな感情が生じた時には、まず自分の感情を冷静に整理(例えば、適切に認識し、アンガーマネジメント「6秒ルール」で冷静になります)します。 次に、ネガティブな思考パターンを改善する認知行動療法を使い、行動を変えます。 これらを活用することで、ネガティブな感情を自分の中で管理でき(自己制御の向上)ます。 しかし、負の感情を根本的に解決し、繰り返さないようにするためには、人間関係を改善することが必要です。 「自己肯定感を高める道のり」で21回に渡り、自分の心の課題を解決する

          負の感情を抱く相手との人間関係を改善する秘訣:まずは自分の感情を認める

          自己肯定感を高める道のり 第三部⑦:ネガティブな思考パターンを改善する(認知行動療法 第2回) 

          前回の記事では、自動思考が、「過剰な自己批判」の場合について具体例を掘り下げました。 今回は、自動思考が、「過度の一般化」、「否定的な予測」の場合の具体例を掘り下げていきます。 認知行動療法の具体例 過度の一般化の場合 認知の自己評価 1つの仕事でミスをした場合、「自分は全ての仕事が苦手だ」と思い込みます。 認知の修正 過度の一般化を払拭するために、自分の失敗やミスを単一の出来事として捉えるように意識します。 自分の成功や良い結果も振り返り、全てが悪いわけではないこと

          自己肯定感を高める道のり 第三部⑦:ネガティブな思考パターンを改善する(認知行動療法 第2回) 

          自己肯定感を高める道のり 第三部⑥:ネガティブな思考パターンを改善する(認知行動療法) 

          前回は、ポジティブな思考の力を掘り下げました。 今回は、なぜネガティブな思考パターンに陥るのか、さらにそれを改善するための、認知行動療法について掘り下げます。 認知行動療法の概要 認知行動療法は、心理療法の一形態であり、認知(思考の情報の受け取り方の部分)と行動を結びつける手法です。 この手法では、私たちの考え方や信念、感情、行動が相互に関連していると考えます。 自動思考の認識 自動思考とは、無意識に浮かび上がる思考や判断のことを指し、感情や行動に大きな影響を与えます

          自己肯定感を高める道のり 第三部⑥:ネガティブな思考パターンを改善する(認知行動療法) 

          自己肯定感を高める道のり 第三部⑤:思考は変えられる 

          思考は変えられる 前回のアンガーマネジメントは、自分が抱いている感情を、いわゆる思考で理解し冷静にコントロールする方法でした。 人間の心は、感情と思考の二つの側面から成り立っています。 感情は我々の内なる世界を反映し、自然に生じます。 しかし、思考は私たちが意図的に制御し、方向付けることができます。 今回は、ポジティブな思考の力について掘り下げます。 感情の限界 感情は人間の本能的な反応であり、時には我々の生活に深い影響を与えることがあります。 喜びや悲しみ、怒りや恐

          自己肯定感を高める道のり 第三部⑤:思考は変えられる 

          自己肯定感を高める道のり 第三部④:アンガーマネジメント「6秒ルール」

          怒りが生じると、感情的になり冷静な判断ができなくなるだけでなく、様々な問題を引き起こしますが、怒りを抑え込むことも適切ではありません。 では、怒りが生じた場合にどうするかですが、アンガーマネジメントという、日常生活で起こるストレスやイライラと上手に向き合うためのスキルの中でも、「6秒ルール」という簡単なテクニックがあります。 今回は、アンガーマネジメントにおける6秒ルールの効果と実践方法について掘り下げていきます。 6秒ルール アンガーマネジメントは、怒りの感情をコント

          自己肯定感を高める道のり 第三部④:アンガーマネジメント「6秒ルール」

          自己肯定感を高める道のり 第三部③:負の感情の始まり「怒り」の要因

          怒りは、私の場合のように、恐怖や不安の引き金になることもあり、さまざまな要因によって引き起こされるます。 しかし、適切に認識し、適切に対処することで、負の感情に心を支配されてしまうことを防ぎます。 今回は、怒りが生じる要因を掘り下げていきます、感情を適切に認識するために活用していただきたいと思います。 不正や侵害 不正や侵害を経験した場合、怒りが生じることがあります。 他者からの不当な扱い、不正や不公平な行動、価値観の否定、プライバシーの侵害などが含まれます。 期待と

          自己肯定感を高める道のり 第三部③:負の感情の始まり「怒り」の要因

          自己肯定感を高める道のり 第三部②:怒りから恐怖・不安への感情の変化

          怒り、恐怖、不安の「負の感情」は、感情の中でも特に強いものです。しかし、驚くことに、これらの感情は密接に関連しており、一つの感情が別の感情に変化することがあります。 特に、怒りが恐怖や不安に変わってしまうことがしばしばあります。 私も、怒りから恐怖と不安への感情の変化に苦しんだ経験があります。怒りが感情の始まりだったにもかかわらず、その感情が次第に恐怖や不安に変わっていったのです。 今回は、なぜ怒りが恐怖や不安に変化するのかについて掘り下げていきます。 怒りから恐怖への

          自己肯定感を高める道のり 第三部②:怒りから恐怖・不安への感情の変化

          自己肯定感を高める道のり 第三部①:怒り・恐怖・不安に向き合う

          私は、同僚からの指摘に対して、強い感情に苦しんだ結果、休職することを余儀なくされました。 自己肯定感を高める取り組みで、自分を苦しめた「落ち込み」の感情は薄れてきましたが、「怒り」、「恐怖」、「不安」の感情の克服は、休職前から復職を目指す今も、大きな課題です。 「怒り」、「恐怖」、「不安」の「3つの感情」は、皆さんの日常生活においても頻繁に浮かび上がる負の感情だと思います。 そこで、第三部では、この3つの感情と向き合い、克服する道のりで得た知識を、ご紹介(5回~7回を予定

          自己肯定感を高める道のり 第三部①:怒り・恐怖・不安に向き合う

          自己肯定感を高める道のり 続編⑦:感謝のリスト 復職に向けて

          前回は、感謝のリストを日常生活に取り入れ、自己肯定感を高める方法をご紹介しました(前回記事 自己肯定感を高める道のり 続編⑥:感謝のリスト)。 私は、職場に復職することを目標に、職場での経験を振り返り、休職期間を成長につなげる機会としています。 職場での経験を振り返ると、同僚の指摘を毎日受け続けたため、負の感情を持ち自己肯定感が低くなってしまい休職に至りました。しかし、休職期間の取り組みにより、自分自身の弱点や改善点に真剣に向き合うことができました。 今回は、その経験に

          自己肯定感を高める道のり 続編⑦:感謝のリスト 復職に向けて

          自己肯定感を高める道のり 続編⑥:感謝のリスト

          日常生活において、感謝の気持ちを持つことは心の健康と自己肯定感を高めるために重要です(前回記事 自己肯定感を高める道のり 続編⑤:感謝の実践)。 今回は、前回の記事で詳しく触れられなかった「感謝のリスト」の作成方法とその例について探っていきます。 感謝のリスト 小さな喜びや出来事に焦点を当て、それらをリストアップして感謝の意識を高める方法です。 日常生活の中で起こった幸せな瞬間や、人々から受けた親切な行為など、具体的な項目を挙げて作成します。 リストの作成方法 作成す

          自己肯定感を高める道のり 続編⑥:感謝のリスト

          自己肯定感を高める道のり 続編⑤:感謝の実践

          ネガティブな感情や苦しみは日常的に存在するため、放っておくと心の健康は脅かされていきます。 しかし、日常生活の中で感謝の実践を取り入れることで、自己肯定感を高めることができます。 感謝の実践 まずは、目の前にある小さな喜びに意識を向けてみます。例えば、美しい花や青空、おいしい食事など、身の回りにあるものに幸せを感じることから始めます。生きていることにも喜びを感じます。これらの小さな喜びに感謝の気持ちを抱くことで、心に余裕ができてきます。 また、感謝の言葉や行動を積極的に

          自己肯定感を高める道のり 続編⑤:感謝の実践

          自己肯定感を高める道のり 続編④:「自己肯定的な内なる声」を日常生活に活用する

          日常生活や周囲の人々からの影響などにより、自己肯定感が低下してしまうことがあります。そんなときに役立つのが「自己肯定的な内なる声」、すなわち「アフォメーション」です。 今回は、アフォメーションが自己肯定感を高めるためにどのように役立つのか、日常生活への効果的な組み込み方について探っていきます。また、具体的なアフォメーションの例も紹介します。 アフォメーションの効果 アファメーションが心の健康に与える効果には、自己評価の向上、自己信頼の構築、ポジティブな考え方の促進などが

          自己肯定感を高める道のり 続編④:「自己肯定的な内なる声」を日常生活に活用する