僕の人生なんだ。僕の好きに生きてもいいじゃないか。
7月に入り夏の暑さが本格化してきた日々とは反対に、僕の心は、ここ最近ずっと冷え切っている。人生に希望を見出そうとしてもなかなか見出せない僕は、以前の僕とは違う人物になっていた。
喜怒哀楽の感情を殺しながら働き、何が楽しいんだろう?と自問自答する日々が5月、6月は続いた。ずっと自分の我を仕事で捨てることが出来ず頭で分かってはいるけど、どこか違う自分になってしまうのが怖かった。
贅沢な悩みというのは頭では分かっている。働きたくても働けない人がこの世の中にはたくさんいることも知っている。自分を殺して仕事をすれば成果が出ることも分かっているんだ。でも僕はしんどかったんだ。
普通に働けたならどれほど楽だろう。会社に属している期間、僕は何度思ったことか。世間で見ればたった3か月。僕からすれば1年よりも遥かに長い3か月だった。長かった。
仕事の帰り道で弱音を吐いた。初めて母親に「しんどい」と言った。その後誰にもバレないように泣きながら帰った。結果を出せない自分が悔しかった。頑張りたい気持ちはあるんだけど、仕事になぜか集中できない自分が嫌だった。
結果が出るまで頑張る。それも一つの手段だと思う。会社にいればお金の面を含めて得られるものがたくさんあるのを知っている。だけど、僕の場合、失うものが大きかったんだ。
目に見えない何かが消えてしまう感覚。僕の大事にしたいものがなくなってしまう感覚がすごく嫌だった。
僕は僕を失うのが怖かったんだ。
そして何よりも自分らしく生きることを諦めるのが怖かったんだ。
マネージャーならたくさんの人の性格に対応できるようになっときなさい。なんて言われたけど、僕は僕の生き方があるんだ。僕は好きな人と生きていくということは人生の中で譲れないものなんだ。
僕は声を大にして叫びたい。この声がこのnoteを見てくれるあなたのところに届くことを信じて叫びたい。
僕の人生は僕のものなんだ!僕の好きに生きていいじゃないか!
好きでもない人のために使う時間があるほど、僕の人生に余裕はない。まだまだ僕は生き急いでいる途中だ。そんな人に時間を割くならば、僕は何でもいいから、この世の中に生きづらさを感じている人に、自分が出せる最大限の価値提供をしたい。
もっとわがままに。
もっと自分の生きたいように。
年齢なんて関係ないけど、実際は関係がある。だけど関係ないんだ。夢はいつからだって叶えたっていい。現実主義の20代よりも、ロマンを追い求めて必死な60代のおっさんの方がカッコイイ。
そんな夢を追える大人が増えて欲しいな。
いつまでも心は少年で。