だめな社会のしくみって、モラルハザードでできているのかも
「どうして、こうすればもっとよくなるのに、世の中ってこんなにうまくいかないの?」そんなふうに感じることってありますよね。
それはモラルハザードのせいであることがおおいのです。 経済学では、こういった「うまくいかないわけ」を説明することができるんです。
モラルハザードは、誰かが会社におかねを出してくれたとき、社長さんが必ずしもお金を出した人のためにならない行動をすることです。
みんな「じぶんのこと」だけを優先して考えてしまうからなんです。
わたしたちが無意識にやってしまう「じぶんのことだけを考える」行動が、社会のしくみを決めてしまうことになるのですね。
こどもにはわからない、おとなの事情というのは、こういうことなのかな。でも、これを知っていると、ちょっと考え方が変わるかもしれませんね。