プリン・ア・ラ・モード 洗練されたプリンは、程よくしっかりとした硬さでかつ、舌触りが良く、バニラの風味に負けない卵の風味も持ちつつ、卵を主張しない。 カラメルは綺麗な色でも苦味をしっかり持つ味に仕上げ、大きさもある程度大きい方がいい。 ここにシャンテークリームでさらに良い。
天ぷらの仕込み。 見ての通り、普段使わないような野菜でも一度あげてみると新たな面が見えてくる。 ほとんどのものは天ぷらにしてもその旨味を保つ。 気になるものはためらわずなんでもやると良いだろう。 その探究心から大きな発見が生まれる。
鮪の漬けは近年勘違いされがちである。 漬けは醤油に短時間漬けるようなものは偽物であり、それでは漬ける意味がない。 鮪に霜をふり、酒、味醂、醤油等を合わせた漬けだれに半日程度つけて、ねっとりとした時が漬けの最大の美味なタイミングである。