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honolog
夜空のひこうき雲(10)
君に愛を注げていたかな
君は私の愛を感じてくれていたのかな
こんな聞き方も
こたえを君に委ねている。ズルいよね。
君はひとりで静かに逝ってしまった。
翌日には跡形もなく消えていて、今ではもう何もなかったかのよう。
近所の人で、君がいなくなったことを知っているのはごくわずか。
私は愛を選択して生きていこうと心がけている
君に常に愛をもって接していたつもり
でも、君には君の感じ方があるから、この思いは私の一方的なものである可能性は否めない
愛とはなんだろう
愛は不条理で完璧だ
そう 愛は完璧なんだ
でも不条理だ
愛は理論やエビデンスで確定づけられないと私は思う
不条理は人間の解釈次第で違う視点からみると、不条理ではなくなるかもしれない曖昧なものだと思う
まだ、愛について確定づけられるものを持ち合わせていない私にとって
愛は不条理で完璧なんだ
君の死は不条理だけど全てが完璧だった
だから、君は愛になったんだ