夜空のひこうき雲(2)

近所の学校は運動会シーズン。
運動会 大嫌いだったね
大縄跳び大会も大嫌いだったね
みんなで何かを作り上げることは好きだけど
失敗したことを責められるのを嫌ったね

嫌いな運動会の写真が遺影になってしまったよ

君がいないのは寂しい
突然、ふと泣けてくる。そんな衝動はだいぶん少なくなったよ。
君が選択したことだから。受け入れたいし、ちゃんと向き合って受け入れられるのは私しかいないと思っている。
親だから、とかじゃなくて、君の一番の理解者は私だけだから。
君の選択にたくさんの学び・気づきをもらいました。
ただ、そうやって君が選択してくれないと、
何も学ぼうとも、気付こうともしなかったことを謝りたい。

本当は会いたい。もう一度会いたいんだ。
叶わないと、分かりながらも願ってる。

そんな、中途半端さも嫌いだったね。

未だに、君の物は残ったまま。
叶わないことを願っているからかな。

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